NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/11

漆・テーブル天版(彫刻塗り) Urushi・Teburu-tenban(chokoku-nuri) Table ‘Tenhan’ (lacquer-coated carving)

Jp En


 ミラノサローネでの展示目的で開発された幾何学模様の彫刻塗りのテーブル。これまで扱ったことのない柄や大きさに職人はかなりのとまどいを感じる。一般に彫刻塗りは絵柄が多く、幾何学模様はほとんどなかったのである。「機械でやったほうがいいのでは」という意見さえ出た。一方このような彫りに漆を塗る場合、顔料が彫りの中に溜まる危険もあった。
 しかしやがて職人魂に火がつく。機械では決して表わせない豊かな表情を持つテーブルに仕上がった時「大変だったが、今までとは全く違う価値観に触れ、空間を意識した物づくりのヒントをもらえた」と喜びの声が職人から上がった。
 今までになかったデザインと技術の結合。それらが噛み合い、機能する環境を整えることで、双方に新たな軸が生まれる。
■テーブル天版
・彫刻塗り
・サイズ W×D×H(mm)
 800×800×25脚は別途
・デザイン
 インテンショナリーズ
■プロデュース
 ubushina 立川裕大

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住所
106-0047 東京都港区南麻布4-13-9 鈴木ビルB1
名前
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電話
03-3440-4697
email
tokyo@tckw.jp
HP
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