加茂岩倉遺跡 Kamoiwakura-iseki Kamoiwakura Relics
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島根県大原郡加茂町で1996年に発見された弥生時代の遺跡。
約30メートルの方墳や、銅鐸が全国で最多の39個確認されている。
銅鐸には鹿やとんぼの絵が描かれ、これは稲を育てる土地の神を祭るための祭器と思われる。オスジカの角が春に生え、秋に立派になる点でも農耕のサイクルが連想される。とんぼは稲の害虫を食べるため、稲を守る昆虫として描かれたとされる。
鋳造後に「×」の刻印をしたものが多数見られる。同じ出雲の「荒神谷遺跡」にあったものと同じであり、意味は不明だが、この2つのグループは以前同じ集団に属していたものではないかと考えられている。
調査により、現在考えられている歴史を変えるような事例が多数あり、青銅器を用いた祭りや出雲の地域の歴史を考える上で重要な遺跡である。
約30メートルの方墳や、銅鐸が全国で最多の39個確認されている。
銅鐸には鹿やとんぼの絵が描かれ、これは稲を育てる土地の神を祭るための祭器と思われる。オスジカの角が春に生え、秋に立派になる点でも農耕のサイクルが連想される。とんぼは稲の害虫を食べるため、稲を守る昆虫として描かれたとされる。
鋳造後に「×」の刻印をしたものが多数見られる。同じ出雲の「荒神谷遺跡」にあったものと同じであり、意味は不明だが、この2つのグループは以前同じ集団に属していたものではないかと考えられている。
調査により、現在考えられている歴史を変えるような事例が多数あり、青銅器を用いた祭りや出雲の地域の歴史を考える上で重要な遺跡である。
- 住所
- 699-0503・島根県簸川郡斐川町大字神庭873-8
- 名前
- 荒神谷博物館
- 電話
- 0853-72-9044
- HP
- http://www.highlight.jp/kougindani/16.html