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会津起上り小法師(あいづおきあがりこぼうし)は、福島県会津地方に古くから伝わる郷土玩具の一つ。三センチほどの小さな和紙の張子細工で、稚児をかたどった姿が愛らしい。
豊臣秀吉に仕えた蒲生氏郷(がもううじさと)が鶴ヶ城主として伊勢から国替えを命じられた際、下級武士の内職として作らせ、正月に売り出したのが始まりと伝えられている。現在も会津若松の中心街で毎年正月一〇日に開催される初市にて、風車などと共に縁起物として売られる。
この起上り小法師は「七転八起」といって、転んでも転んでも起き上がることから、無病息災と家内安全を祈って神棚などに飾られる。また、家族と財産が増えるよう、家族の数より一個だけ多く買うのが習わしになっている。
木型に和紙を張り、乾燥させた後に木型から外す。粘土を丸めたおもりを底にはめて糊付けし、赤と黒で彩色する。赤は魔除けを意味し、小法師の着る緋の衣は最高位を表している。
平成九(1997)年三月、福島県の伝統的工芸品に指定された。
豊臣秀吉に仕えた蒲生氏郷(がもううじさと)が鶴ヶ城主として伊勢から国替えを命じられた際、下級武士の内職として作らせ、正月に売り出したのが始まりと伝えられている。現在も会津若松の中心街で毎年正月一〇日に開催される初市にて、風車などと共に縁起物として売られる。
この起上り小法師は「七転八起」といって、転んでも転んでも起き上がることから、無病息災と家内安全を祈って神棚などに飾られる。また、家族と財産が増えるよう、家族の数より一個だけ多く買うのが習わしになっている。
木型に和紙を張り、乾燥させた後に木型から外す。粘土を丸めたおもりを底にはめて糊付けし、赤と黒で彩色する。赤は魔除けを意味し、小法師の着る緋の衣は最高位を表している。
平成九(1997)年三月、福島県の伝統的工芸品に指定された。
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