NIPPON Kichi - 日本吉

2008/8/29

大獅子小獅子の舞 Oo-jishi-ko-jishi-no-mai The Dance of Big Shishi and Small Shishi

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 年に一度、半田市の春の祭礼「春の山車祭り」で成岩神社に奉納される舞が「大獅子小獅子(おおじしこじし)の舞」である。
 祭礼に奉納される獅子舞は数多くあるが、その中でもこの舞の歴史は特に古い。江戸中期にはすでに舞踊られていたという記録が残っており、それ以前の流派が色濃く伝承されているという。
 大獅子・小獅子それぞれ二人で四足の獣体をかたどる伎楽(ぎがく)獅子と呼ばれる。
 白い鶏の冠をつけ、簓(ささら)と呼ばれる楽器を手にした男の子、「ささら摺りの童子」に寄り添われ、大獅子の舞が演じられる。乱獅子、花獅子、鳶獅子、剣獅子の四曲が大獅子によって演じられた後、小獅子の舞が始まる。
 道化役のおかめとひょっとこが現れ、軽快な調子で小獅子は十二曲の舞を演じる。農民達の雨乞いの祈りが込められているという小獅子は、地をのたうち雲を呼んで天に昇ろうとする龍の姿を演ずるものである。
 昭和四二年一〇月三〇日に県の無形民俗文化財に指定された。

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住所
475-0925 愛知県半田市宮本町4-106-8
名前
成岩神社




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