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当麻寺(たいまでら)は、奈良県葛城市當麻にある高野山真言宗と浄土宗の並立する寺院で、本尊は弥勒仏、當麻曼荼羅。新西国三十三箇所霊場第11番、大和十三仏霊場第6番札所などとされる。推古天皇二〇(612)年、聖徳太子の異母弟・麻呂古王によって開基・創建されたと伝わる。
西塔(さいとう)は、東塔にやや遅れて奈良時代最末期から平安時代初頭の建築と推定される。塔は高さ24.81mで本瓦葺の三重塔で、基壇の上に建ち、中央間は広い板唐戸、脇間白壁、組物は三手先、中備えは三間とも間斗束で、国宝に指定されている。
東西の塔にデザインや建築時期の違いは若干あるものの、近世以前の東西両塔が現存する日本唯一の例として、きわめて貴重なものとされている。
西塔(さいとう)は、東塔にやや遅れて奈良時代最末期から平安時代初頭の建築と推定される。塔は高さ24.81mで本瓦葺の三重塔で、基壇の上に建ち、中央間は広い板唐戸、脇間白壁、組物は三手先、中備えは三間とも間斗束で、国宝に指定されている。
東西の塔にデザインや建築時期の違いは若干あるものの、近世以前の東西両塔が現存する日本唯一の例として、きわめて貴重なものとされている。
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