浄瑠璃寺 三重塔(国宝) Joururi-ji Sanjuu-no-tou
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浄瑠璃寺(じょうるりじ)は京都府と奈良県の県境近く、当尾(とうのお)という山里にひっそりと佇んでいる。小さな山門をくぐると、史跡および特別名勝に指定されている庭園の池をはさんで、本堂と三重塔が向かい合っているのが見える。
高さ16mと小ぶりな三重塔は国宝に指定されており、池の西側の高台に建っている。浄瑠璃寺創建から130年後の治承二(1178)年、京都一条大宮にあった寺院の塔を解体しこの場所に移築したと、当寺に伝来する「浄瑠璃寺流記事」(じょうるりじるきのこと)に記されている。
構造上の特色は、初層内部に柱がないことで、心柱は初層の天井から立てられている。当時としては画期的な建物だったという。浄瑠璃寺に移築後、初層内部に仏壇を置き、その上に薬師如来坐像(国指定重要文化財)が安置された。壁面には十六羅漢像や飛天が描かれている。
高さ16mと小ぶりな三重塔は国宝に指定されており、池の西側の高台に建っている。浄瑠璃寺創建から130年後の治承二(1178)年、京都一条大宮にあった寺院の塔を解体しこの場所に移築したと、当寺に伝来する「浄瑠璃寺流記事」(じょうるりじるきのこと)に記されている。
構造上の特色は、初層内部に柱がないことで、心柱は初層の天井から立てられている。当時としては画期的な建物だったという。浄瑠璃寺に移築後、初層内部に仏壇を置き、その上に薬師如来坐像(国指定重要文化財)が安置された。壁面には十六羅漢像や飛天が描かれている。
- 住所
- 619-1135 京都府木津川市加茂町西小札場40
- 名前
- 浄瑠璃寺
- 電話
- 0774-76-2390