NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/19


南越谷阿波踊り Minamikoshigaya-awa-odori Minami-koshigaya Awa Dance Festival

Jp En

 阿波踊りの発祥は、四国徳島県である。
 その阿波踊りを埼玉県の南越谷でも行おうと、徳島出身の地元事業家達が提唱し、始まったのが南越谷阿波踊り(みなみこしがやあわおどり)である。
 昭和六十(1985)年に第一回南越谷阿波踊りが踊り手一千人、来場者三万人の中開催され、今に至っている。
 毎年八月に三日間行われ、今では踊り手も本場徳島などから総勢五千人、来場者も五十万人を越えるほどの勢いと活気あふれる祭りとなり、越谷の夏を彩る風物詩であると同時に徳島や東京高円寺と併せて日本三大阿波踊りと評されるまでになっている。
 踊り手が威勢のいい「ヤットセー」の掛け声も高らかに、お囃子にのって練り歩く流し踊りや、その他にも舞台踊り、組踊りなど、踊るのはもちろん、見る楽しさも存分に堪能することができ、ついつい体がつられて動いてしまうほどの臨場感を味わえる。
 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」というわけだ。
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福江みなとまつり Fukue-minato-matsuri Fukue Harbor Festival

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 福江(ふくえ)みなとまつりは、長崎県五島市福江町で毎年9月30日、10月1日に開催される秋祭りである。
 市民総踊り、花火大会など様々なイベントが行われるが、メーンとなるのは「五島ねぶた」。総勢3千人が参加する勇壮なねぶたは、大小十数基の山車燈篭(とうろう)が繰り出し、沿道の見物客を魅了する。
 昭和五二年から始まったこのねぶたは、青森より導入されたもの。「遣唐使船」「倭寇」など、五島列島の歴史や民話をテーマとした迫力あるねぶただ。鎖国時代以前の16世紀より中国と交流のあった五島ならではの演目である。
 ねぶた行列は午後7時頃に始まり、「ラッセ、ラッせ、ラッセラー」という威勢のよい掛け声とともにねぶたの周りを飛び跳ね踊る「はねと」も大勢登場する。
 祭りでは、ねぶたのほか「炎上太鼓」や「五島ハイヤ・ソーラン踊り」披露、花火大会など、多彩なイベントが行われ、毎年多くの観光客で賑わうという。
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