七尾城(松尾城) Nanao-jou(Matsuo-jou)
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石川県七尾市郊外にある七尾城(ななおじょう)は、七尾湾が一望できる、標高三一〇mの山の尾根上にある。その眺めはまさに壮観で、城を奪い取った上杉謙信が「絵にも描けない景勝」と誉め称えたと伝えられる。
七尾は七つの尾根から由来するが、松尾城または末尾城とも記されている。
代々畠山氏の居城で知られているが、築城については定かではなく、一説によると正長年間頃、能登国守護の畠山満慶によるとされている。
当初は砦程度の城であったが、次第に軍事的要素が強まり、拡張・補強され、日本五大山城のひとつといわれるほど強固な城へと変わっていった。
前田利家が拠点を小丸山城に移したことで、利家の子利政を最後の城主に廃城となる。
山全体が城といえるその姿は壮観である。大規模な石垣が残されており、優れた遺跡として国に指定され、現在も整備保存されている。
七尾は七つの尾根から由来するが、松尾城または末尾城とも記されている。
代々畠山氏の居城で知られているが、築城については定かではなく、一説によると正長年間頃、能登国守護の畠山満慶によるとされている。
当初は砦程度の城であったが、次第に軍事的要素が強まり、拡張・補強され、日本五大山城のひとつといわれるほど強固な城へと変わっていった。
前田利家が拠点を小丸山城に移したことで、利家の子利政を最後の城主に廃城となる。
山全体が城といえるその姿は壮観である。大規模な石垣が残されており、優れた遺跡として国に指定され、現在も整備保存されている。
- 住所
- 926-0025 石川県七尾市古城町
- 名前
- 七尾城(松尾城)