NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/10


秩父 三峯神社 Chichibu Mitsumine-jinjya 

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 三峯という名は、神社の東方にそびえる雲取山、白岩山、妙法が岳の三つの峰が美しく連なることから呼ばれている。神社の由緒は古く、景行天皇が皇子の日本武尊を東国に遣わした時にさかのぼる。日本武尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向う途中で、雲取山、白岩山に登り、眼下に広がる山川が清く美しい様子を見て、その昔に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が国を生み出したことをしのび、お宮を造営して二神を祀ったのがはじまりとされる。
 現在三峯神社周辺には、日帰り温泉施設「三峯神の湯」、茶亭「小教院」があり、かつて修験の山として栄え、明治の神仏分離まで観音院と呼ばれていた時代の資料等を展示している「秩父宮記念三峰山博物館」などがある。
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2007/9/14


行縢神社 Mukabaki-jinja Mukabaki Shrine

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 行縢神社(むかばきじんじゃ)は、行縢山の南東にあり、養老二(718)年に創建された。紀州の熊野大社の分霊が祀られ、祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)で行縢嶽三所大権現と名乗り、日向の代々藩主の崇拝が厚かった。
 行縢山は宮崎県の北部にあり、標高八三一メートルの山である。遠くから見ると屏風ような形をしている岩壁が見事な山である。
 日本武尊が熊襲征討の折、山の形が行縢(むかばき)に似ていると仰せられ、行縢山の名がついたと伝えられている。行縢とは、毛皮で作られた、腰から脚にかけて着用するものである。
 広い神域は樹木におおわれ、その間に本殿がひっそりと建っている。境内から行縢山の登山口が伸びている。
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2007/8/29


二上神社 Futagami-jinja 

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 二上山(ふたがみやま)は標高1082メートルある天孫降臨(てんそうこうりん)ゆかりの山として知られ、つつじの名所でもある。この山の高千穂町と五ヶ瀬町の境界付近にあるのが二上神社(ふたがみじんじゃ)である。
 天孫降臨とは、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命令により、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、「葦原の中つ国(天の高天原(たかまがはら)と、地の黄泉の国(よみのくに)の中間にある地上の世界)」を治めるために高天原から地上に降り立ったことをいう。
 昌泰元(898)年に現在地に社殿が建立され、永正八(1511)年に三田井右京大夫右武が再建、文化一一(1814)年炎上したためまた再建された。
 伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)を祀る。上代では山頂に祀られていたのが、昌泰年間(898~900年)に高千穂町押方に東宮、五ヶ瀬町三ケ所に西宮が建立され、それぞれ二上神社、三ヶ所神社(さんがしょじんじゃ)となっている。
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2007/8/6


三ケ所神社例大祭 Sangasho-jinja-reitai-sai Sangasho Shrine Annual Festival

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 三ケ所神社例大祭(さんがしょじんじゃれいたいさい)は、宮崎県西臼杵郡五ケ瀬町の三ヶ所宮の原にある三ケ所神社にて行われる祭りである。
 三ケ所神社は、昌泰年間(898~901)に創建された古社で、
神社建築の価値が高い杉木立の総欅流れ造り(そうけやきながれづくり)の社殿を持つ。祭神として伊邪那岐(いざなぎ)、伊邪那美(いざなみ)を祀る。
 三ケ所神社例大祭は、毎年9月最終土曜日に開催されており、神社境内にて荒踊(あらおどり)が奉納される。
 荒踊は400年の歴史があり、戦国時代の武者装束をつけた人々が行列隊形で踊る勇壮な踊りと、円陣隊形の優雅で静かな踊りを組み合わせた構成で舞が行われる。
 翌日行われる中登神社(ちゅうのぼりじんじゃ)例大祭と共に、五ケ瀬町を代表する祭りとなっている。
 三ケ所神社例大祭は、往時の舞を今に伝える伝統芸能である。
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2007/4/23


愛宕神社 Atago-jinja 

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 地元民には「あたごさん」の名で親しまれている愛宕神社(あたごじんじゃ)は京都市右京区、愛宕山の山頂に位置する神社である。
 大宝年間(701〜704)に役小角と僧泰澄により開基されたと伝わる。神仏習合の社寺であり、修験道の修行の地としても信仰を受けた。
 祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、全国900余の愛宕神社の総本社でもある。
 古来より防火、鎮火に霊験あらたかと言われ、「火廼要慎(ひのようじん)」のお札は京都では多くの家庭に祀られている。また、3歳までにお参りをすると一生火難に遭わないという言い伝えがあり、多くの親子連れも参拝に訪れている。
 山頂から京都市内を一望できる隠れた眺望の地としても知られる。春には一月遅れの桜が咲き誇り、訪れる参拝客を楽しませている。
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2007/4/16


比婆山連峰 Hibayama-renhou The Hibayama Mountains

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 中国山地のほぼ中央、広島県と島根県の県境に位置し、標高1200m級の山々を連ねた比婆山(ひばやま)連峰。神話と伝説が残り、古くから信仰の対象となっているとともに、現在では希少な草原植物が息づく豊かな自然林としても有名だ。
 主峰、比婆山は神話・伝説の地となっている神秘的な山。山頂にある「御陵(ごりょう)」は、古事記に登場する女神、伊邪那美命(いざなみのみこと)の墓である。南側正面には、一対のイチイの老木が並んで門戸の役割を果たし、厳かに神聖なる存在感を放っている。
 一方、比婆山は豊かな自然が残る植物の宝庫でもある。ブナ、ミズナラが生い茂り、夏になるとヤマアジサイやイワガラミ、ヤマジノホトトギスなどが咲き誇る。夏から秋にかけてはカワラナデシコ、ツリガネニンジンが次々と顔をのぞかせる。夏でも平均気温10℃の涼しい気候を保ち、快適な登山ができることから多くの登山客に人気だ。
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2007/3/15


伊豆山神社 Izusan-jinjya Izusan Shrine

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 伊豆山神社は、静岡県熱海市伊豆山にある神社である。祭神は、火牟須比命(ほのむすひのみこと)、伊邪那伎命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)とされる。
 全国各地に点在する伊豆山神社や伊豆神社、走湯神社などの起源となる事実上の総本社格である。
 創建時期は定かではないが、社伝によれば紀元前5〜4世紀と言われる。当初は日金山にあった。その後の変遷については諸説があるが、本宮山を経て、承和3(836)年、甲斐の賢安が現在地へ遷座させたとの説が有力である。
 源頼朝が源氏復興を祈願したという神社であり、後に平家を倒して鎌倉幕府を開いた事から、大願成就で知られる。
 一方、頼朝と北条政子の逢瀬の場でもあったことから、縁結びのご利益でも有名である。
 伊豆山神社は、平安時代の延喜式にも載り、かつて関八州総鎮守にもなった伝統ある古社である。
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2007/2/26


薄墨桜 Usuzumi-zakura 

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 花は八重にして一重も混じっており、早咲き、遅咲きがある珍しい桜で、植物学上からも貴重な名木。
 伊佐須美神社の御神木で、咲き始めは薄墨を含んだ白色から次第に紅色を帯び、終わりには中心部が濃い紅色となる。「杉の糸桜」、「大鹿桜」、「虎の尾桜」、「石部桜」などの会津五桜の一つであり、特筆すべきは花の香り。「香りの薄墨桜」と称されており、開花すると神社境内は桜の香りに満ち溢れ訪れた参拝客を魅了する。「新編会津風土記」にも薄墨桜の香りの素晴らしさが記されているほどで、薄墨桜の傍らには会津藩主・松平容保の歌碑があり「世の人の 心や深く 染めぬらん うすずみ桜 あかね色香に」と香りの素晴らしさを称している。
 毎年4月29日には、氏子や参拝客にうすずみ桜の花びらを入れた餅が振舞われる「花祝祭」が行われます。
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