寺井直次(人間国宝) Terai Naoji
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寺井直次(てらいなおじ)は、大正元(1912)年一二月一日、石川県金沢市生まれの蒔絵(まきえ)工芸士である。
鍛冶職の家に生まれ、漆芸に興味を抱いて石川県立工業学校、次いで東京美術学校に進学し、蒔絵の道に進んだ。
卒業後、理化学研究所でアルミニウムを用いた金胎(きんたい)漆器を研究する。
昭和二九(1954)年、金沢で作家活動を始めた。
卵殻の並べ方でぼかし、量感や遠近感などの複雑な表現を可能にした他、付着させる漆に工夫を凝らした。また、アルミニウムを電解処理し、素地を作る金胎漆器の新方式も開拓した。
昭和五八(1983)年、勲四等瑞宝章を授章し、二年後に重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定され、人間国宝となった。
平成一〇(1998)年、惜しまれつつも八六歳の生涯を終えた。
鍛冶職の家に生まれ、漆芸に興味を抱いて石川県立工業学校、次いで東京美術学校に進学し、蒔絵の道に進んだ。
卒業後、理化学研究所でアルミニウムを用いた金胎(きんたい)漆器を研究する。
昭和二九(1954)年、金沢で作家活動を始めた。
卵殻の並べ方でぼかし、量感や遠近感などの複雑な表現を可能にした他、付着させる漆に工夫を凝らした。また、アルミニウムを電解処理し、素地を作る金胎漆器の新方式も開拓した。
昭和五八(1983)年、勲四等瑞宝章を授章し、二年後に重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定され、人間国宝となった。
平成一〇(1998)年、惜しまれつつも八六歳の生涯を終えた。
- 住所
- 920-0000 石川県金沢市
- 名前
- 寺井直次(人間国宝)