NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/15


桂川渓谷 Katsuragawa-keikoku 

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 愛媛県松山自動車道大洲インターから国道441号を野村ダム方面へ車で35キロほどのところ、愛媛県西予市野村町にあるのが桂川渓谷(かつらがわけいこく)である。標高897メートル、北宇和郡境にまたがる吉森山から谷々の水を集めて宇和川に注ぐ桂川の中ほどにある。
 入り口付近には「蝶の楽園」があり40種類ほどの蝶を見ることが出来る。渓谷にはキャンプ場や遊歩道が整備され、奇岩、絶壁、清流、滝の風景を鑑賞することが出来る。渓谷の最深部にある乙御前の滝は落差約10メートルある。
 この地には城主と結婚の約束をしたが、いつまでたっても迎えが来ないので、剃髪して尼になり、その後、迎えが来て、かつらをかぶり嫁入りしたが、剃髪が発覚し、追い出され、悲しみのあまり滝に身を投げた、乙姫御前にまつわる悲しい伝説が残っている。
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成川渓谷 Narukawa-keikoku 

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 成川(なるかわ)渓谷は、愛媛県北宇和郡鬼北町奈良成川にある景勝地で、愛媛十二景のひとつとされる。
 足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園内にあり、高月山・梅ケ成峠に源流を持つ渓谷で、約3kmにわたって自然の渓谷美を形造っている。自然に抱かれた奇岩景勝の地で、川の南側には鬼ケ城山連峰がそびえており、山から流れる清流が谷を深く刻み、花崗岩で出来た岩肌を白く磨いている。
 春は有名な一目千本桜をはじめ数千本の山桜が咲く。秋は紅葉が辺りを彩り、渓谷内では遊歩道を散策しながら、モミジ狩りを楽しめる。
 渓谷内には成川渓谷休養センターがあり、美しい渓谷を温泉からゆっくり眺める事も出来る。
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2008/7/25


茨城 八溝川 Ibaraki Yamizogawa 

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 茨城の八溝川(やみぞがわ)は、茨城県久慈郡大子町を流れる河川である。
 県内最高峰を誇る、標高1022mの八溝山の山腹から涌き出た水が集まった川で、全長124kmの久慈川の支流のひとつである。
 弘法大師が山頂に立ち、谷が八つに分かれ、山水が八方に流れ落ちるのを見て、八溝の嶺と名付けたのが名前の由来という。
 源流の沢には、清流でしか生きられないとされているサンショウウオが棲んでおり、下った八溝川には、天然のヤマメやイワナが生息している。
 久慈川と八溝川が合流する渓谷には、古くから安産の神・二十三夜尊(にじゅうさんやそん)の信仰の場として知られている、落差15m、幅10mの月待の滝が存在している。
 八溝川は、川幅が狭く流れも急な、釣り好きで賑わう清流である。
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2008/7/23


御岳渓谷 Mitake-keikoku 

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 御岳渓谷(みたけけいこく)は、秩父多摩甲斐国立公園の中でも特に美しい清流として知られ、巨岩を縫い、白波をたてながら流れる上流の多摩川を臨むことができる。
 環境庁から日本の名水百選に指定されており、約4キロメートル続く川沿いの遊歩道からは、四季を通じて様々な景色を望むことができる。
 この清流は、エメラルド色に淵を彩り、また流れにより岩に砕けて白い歯をむき出す姿もみせる。天候によっては霧に包まれ、山水画のような幻想的な美しい世界を作り出す。崖の上に建つ寒山寺(かんざんじ)は、この周辺が中国・蘇州の寒山寺に似ていることからこの寺が造られたといわれている。
 夏の御岳渓谷は、カヌーや釣りを楽しむ多くの人で賑わう。特にしぶきをあげながら岩の間をぬう、迫力あるカヌーを楽しもうとする若者が、全国からこの地へ集まってくる。
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2007/10/26


尻別川 Shiribetsu-gawa The Shiribetsu River

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尻別川(しりべつがわ)は、フレ岳を源とし、羊蹄山麓を経て蘭越町から日本海へ注ぐ北海道の一級河川。長さ126km、流域面積1640平方km。平成十一年から十四年まで、国土交通省が清流日本一に認定した清らかで澄んだ水流を誇る。
 清澄で豊富な水は、多様な生物の生育環境を育み、農耕地を耕し、狭窄部の激流は、発電用水として利用され、周辺の町の人々の生活を支えてきた。尻別川流域は北海道有数の農業地帯であり、馬鈴薯、アスパラ、ユキヒカリ(米)などの名産地として知られる。
 一方、尻別川では様々なウォータースポーツが盛んであり、春の時期は激しいラフティングが楽しめる。日本有数のラフティングスポットとして雑誌に特集が組まれるほどである。
 尻別川は、北海道の自然の恵み、かけがえのない財産なのである。
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2007/10/4


よしの滝 Yoshino-daki The Yoshinodaki Waterfall

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 よしの滝(よしのだき)は、静岡県沼津市戸田新田にある落差6m、幅2mの滝である。
 県道修善寺戸田線沿いにあり、滝の周りには遊歩道が整備されている。また、手前の吊り橋からは、清流の落ちる様子をじっくりと見る事ができる。
 階段状になった段々の岩肌を、水が滑るように流れているという、可愛らしい滝である。
 正面から見ると崩れた岩が前にあり、下の方が見難いが、その冷たく透き通る水には旅の疲れが癒されるようである。
 この滝の南方には「はかま滝」があり、滝を見下ろす位置に展望台があって、オートキャンプ場としても整備されている。
 これらの渓流の水を集めた戸田大川は、アマゴやズガニの生息する美しい川となっている。
 よしの滝は、人の訪れることの少ない、静かな瀑布である。
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2007/8/21


識蘆の滝 Shikiro-no-taki The Shikiro Waterfall

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 識蘆の滝(しきろのたき)は、滋賀県東近江市永源寺高野町にある落差25mの滝である。
 永源寺境内裏手の渓谷にある上段20m下段5mの2段滝で、滝壷に落ちた水は伏流となる。
 室町時代後期、文武両道に優れた武将・小倉実澄が建てた「識蘆庵」が名の由来で、庵主は毎朝この滝の清浄水を汲んで仏前に献じたと言われており、滝の左側には小さな不動明王が祀られている。
 落差もあり、紅葉に映える飛瀑は壮観そのもの。水量豊富な段瀑であるが、なんといっても上段の斜瀑が魅力的である。
 2段の滝がねじれるように落ちているという珍しい形の滝で、エメラルドグリーンに澄み切った滝つぼの美しさと、碧い清流とのコントラストが美しい。
 識蘆の滝は、真夏の暑いさなかにも、一服の涼を楽しめる素晴らしい瀑布である。
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2007/8/14


西郷古墳 Saigou-kofun 

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 宮崎市内から、ひむか神話街道を北へ向かう。古事記や日本書紀で多くの舞台となった宮崎は、まさに神話のふるさと。県内のいたるところに文化財、史跡などの歴史遺産が点在している。車は2時間半ほどで美郷町に行き着く。
 美郷町は、周囲を美しい山々に取り囲まれ、小丸川、五十鈴川、耳川といった豊かな清流が流れる。この自然環境に恵まれた町の真ん中に位置する西郷区の外れ、鳥の巣集落からやや離れた、標高400mの地点に西郷古墳(さいごうこふん)がある。
 直径10m、高さ2mの小さな円墳だが、昭和四(1929)年に直刀や鉄剣が出土。さらに昭和五二(1977)年には粘板岩の切石を利用した石棺が発掘された。昭和一〇(1935)年7月2日、県の文化財(名勝)に指定。
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