修正鬼会 Syujou-onie
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六郷満山に伝わる伝統行事「修正鬼会」は、かつては六郷満山の天台宗の各寺で行われていたが、今では豊後高田の天念寺と、国東の成仏寺・岩戸寺の三ヵ寺だけとなってしまった。西満山に属している天念寺では毎年行われ、東満山の成仏寺と岩戸寺では隔年交代で行われている。
この鬼会行事は五穀豊穣 国家安泰、無病息災、万民快楽を祈願する宗教行事で、養老年間(720年頃)、元正天皇の頃に京都で行われたのが最初であると云われている。国東の六郷満山が出来たのも同時代なので、鬼会行事も1200〜1300年伝わる行事であると考えられている。
六郷満山の鬼会は「鬼を追い払う」のではなく、「鬼に姿を変えた祖先を出迎える」、「鬼に出会う事は、祖先に出会う事。祖先と楽しく過ごす」という平安時代以前の一般的な考え方を伝えている。鬼の面には角が無いなど、国東独特の行事で、国指定重要無形民俗文化財に指定されている。
この鬼会行事は五穀豊穣 国家安泰、無病息災、万民快楽を祈願する宗教行事で、養老年間(720年頃)、元正天皇の頃に京都で行われたのが最初であると云われている。国東の六郷満山が出来たのも同時代なので、鬼会行事も1200〜1300年伝わる行事であると考えられている。
六郷満山の鬼会は「鬼を追い払う」のではなく、「鬼に姿を変えた祖先を出迎える」、「鬼に出会う事は、祖先に出会う事。祖先と楽しく過ごす」という平安時代以前の一般的な考え方を伝えている。鬼の面には角が無いなど、国東独特の行事で、国指定重要無形民俗文化財に指定されている。
- 住所
- 大分県国東市
- 名前
- 修正鬼会