佐竹寺 Satake-dera
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真言宗豊山派の寺。号は妙福山明音院。本尊は十一面観音。坂東三十三観音霊場の二十二番札所。
大同2(807)年硯僧徳一の開創とされるが、坂東霊場記では寛和元(985)年に板東巡礼中の花山院が、随行の元蜜上人に聖徳太子作の十一面観音像を与えて建立させたとされている。建立当時は観音寺と呼ばれた。
往時をしのぶ建物は本堂のみで、寺院には珍しく北向きにたてられている(北向観音)。
本堂は茅葺の寄せ棟造で、主屋の周囲にこけら葺の裳階(もこし)をめぐらし、正面には唐破風がつく。窓や柱、梁などに桃山建築につながる意匠が見られ、1906年に国の重要文化財に指定された。
大同2(807)年硯僧徳一の開創とされるが、坂東霊場記では寛和元(985)年に板東巡礼中の花山院が、随行の元蜜上人に聖徳太子作の十一面観音像を与えて建立させたとされている。建立当時は観音寺と呼ばれた。
往時をしのぶ建物は本堂のみで、寺院には珍しく北向きにたてられている(北向観音)。
本堂は茅葺の寄せ棟造で、主屋の周囲にこけら葺の裳階(もこし)をめぐらし、正面には唐破風がつく。窓や柱、梁などに桃山建築につながる意匠が見られ、1906年に国の重要文化財に指定された。
- 住所
- 313-0049 茨城県常陸太田市天神林町2404
- 名前
- 佐竹寺
- 電話
- 0294-72-2078