截金 Kirikane Eri Sayoko's Kirikane Decoration
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截金(きりかね)は切金とも書き、細金(ほそがね)と呼ばれることもある。金、銀箔を細い線や三角、四角、眉型などの細片に切り、それを筆の先につけて貼りながら紋様を描き出す技法で、主に仏像や仏画の装飾用として用いられている。
起源は古く、六世紀に仏教とともに中国より伝来、最古のものは飛鳥時代の法隆寺金堂の「四天王像」や東大寺戒壇院の「四天王像」、正倉院宝物の「新羅琴」の表面に見ることができる。平安時代になると、仏教絵画や仏像の装飾として著しい発展を遂げ、繊細優美な技法となり現在に至る。
日本を代表する截金師に、江里佐代子氏(1945年〜)がいる。平成十四(2002)年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。髪の毛よりも細い金箔を自在に扱う技術力と、人間技とは思えないほどの精緻かつ優美な文様が高い評価を得ている。
起源は古く、六世紀に仏教とともに中国より伝来、最古のものは飛鳥時代の法隆寺金堂の「四天王像」や東大寺戒壇院の「四天王像」、正倉院宝物の「新羅琴」の表面に見ることができる。平安時代になると、仏教絵画や仏像の装飾として著しい発展を遂げ、繊細優美な技法となり現在に至る。
日本を代表する截金師に、江里佐代子氏(1945年〜)がいる。平成十四(2002)年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。髪の毛よりも細い金箔を自在に扱う技術力と、人間技とは思えないほどの精緻かつ優美な文様が高い評価を得ている。
- 名前
- 截金