NIPPON Kichi - 日本吉

2007/12/25

深山和紙人形 Miyama-washi-ningyou 

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 深山和紙(みやまわし)は、この地が上杉謙信によって治められていた頃から、藩御用紙として使われており、起原は約四〇〇年前といわれている。
 雪深い当地の、冬場の家内工業を支える製品として、また伝統工芸品として、代々受け継がれてきたという。
 深山和紙の材料は楮(こうぞ)と呼ばれる落葉低木の皮である。楮の皮の繊維は長く、繊維が絡み合う性質が強いため、丈夫な紙が出来るという。量産が出来ないため、希少価値も高いとされている。
 その深山和紙はいろいろな製品に利用されているが、中でも深山和紙人形は、手漉き和紙の持つ素朴さと柔らかさが人気の人形である。和紙の温もりが人形の表情を豊かなものにし、観る者もつい微笑んでしまうという。
 深山和紙独特の風合いの良さが活きる、伝統工芸品である。

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住所
992-0800 山形県西置賜郡白鷹町
名前
深山和紙人形




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