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雲辺寺は、徳島県三好市池田町にある真言宗御室派の寺である。四国霊場66番札所で、ご本尊は千手観世音菩薩。
雲辺寺山(標高927m)にあり、四国高野とも呼ばれている。境内は約40haの広さで、杉、ひのき、モミ、トガなどの古木に囲まれている。
弘法大師が16歳の時、深遠な霊山の趣に心うたれて堂宇を建立したのがはじまりで、大同2(807)年、嵯峨天皇の勅を奉じて再び登山し、ご本尊を彫刻して仏舎利と毘盧遮那法印(仏法石)を山中に納め、霊場に定めた。
その後、学問道場として盛んになったり、七堂伽藍が整備されたり、峰須賀家の祈願所にもなったが衰微し、現在は往時の面影はみられない。寺域はまさに雲上の世界。周囲の山々に霧がかかり、雰囲気も神々しい霊場である。
雲辺寺山(標高927m)にあり、四国高野とも呼ばれている。境内は約40haの広さで、杉、ひのき、モミ、トガなどの古木に囲まれている。
弘法大師が16歳の時、深遠な霊山の趣に心うたれて堂宇を建立したのがはじまりで、大同2(807)年、嵯峨天皇の勅を奉じて再び登山し、ご本尊を彫刻して仏舎利と毘盧遮那法印(仏法石)を山中に納め、霊場に定めた。
その後、学問道場として盛んになったり、七堂伽藍が整備されたり、峰須賀家の祈願所にもなったが衰微し、現在は往時の面影はみられない。寺域はまさに雲上の世界。周囲の山々に霧がかかり、雰囲気も神々しい霊場である。
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