NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/4


鳥取砂丘 Tottorisakyu 

Jp

 南北2・4キロ、東西16キロ、最大高低差92mの日本最大の砂丘。山陰海岸国立公園の一部で、中心部は天然記念物に指定されている鳥取県のシンボルだ。
 約10万年前、鳥取平野を貫流する千代川と、風で運ばれた砂の堆積によりできた大砂丘。その雄大な景色は、自然の作り上げた造形美として見るものを圧倒させる。
 風によってできる砂の模様「風紋」や「砂簾(されん)」が美しい。風紋は、別名「砂のさざなみ」と呼ばれ、5〜6mの風が吹くと現れる。砂丘を代表する絶景だ。砂簾は、砂粒が砂丘の急斜面を滑り落ち、その形が遠くから見ると「すだれ」のようであることから名づけられた。また、鳥取砂丘独特の起伏のある地形、「スリバチ」と呼ばれる凹地も見られる。
 鳥取砂丘は、四季を通じて様々な姿を見せてくれる。夏は夜の日本海に浮かぶ「漁り火」が幻想的。冬には雪に覆われた雪景色が美しい。
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2007/3/26


家紋 Kamon 

Jp

 日本において古くより出自といった自らの家系、血統、家柄、地位を表すために用いられてきた紋章である。単に紋所や紋とも呼ばれる。
 特別な紋章や場合を除いて、家紋を幾つも所有することは自由だったこともあり、墓地や家具、はたまた船舶にまで付けられるほど広まる。
 しかし家紋の使用に制限はなかったと言っても、他家の家紋を無闇勝手に使用してはそれなりの軋轢や摩擦が生じた。特に大名や将軍など、地位の高いものとなれば尚のことであった。そのため、他家の定紋は出来るだけ配慮して使わない暗黙の了解が存在した。
 20,000種もあるといわれる家紋を見ると、モチーフとしては植物とくに花が多く、スタイルとしては丸形が多い。基本形を自由に変化させる、左右対称に見えて、そうではない、気軽で貪欲など、日本人の特徴が家紋にさまざまみえてくる。
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