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2008/7/25


三陸リアス式海岸 Sanriku-riasushiki-kaigan  Saw-tooth Sanriku Coastline

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 三陸リアス式海岸(さんりくりあすしきかいがん)とは、青森県南東部~岩手県沿岸部~宮城県の牡鹿半島までの、総延長600kmのリアス式海岸の事である。
 三陸とは青森県の陸奥、岩手県の陸中、宮城県の陸前の総称で、リアス式海岸とは海岸線に対して垂直方向に伸び、河川により浸食されてできた開析谷が、谷が沈降してできた入り江になり、それが連続して鋸の歯のようにギザギザに連なっているような地形をいう。
 三陸海岸の沖合いは、寒流の親潮と暖流の黒潮が三陸沖でぶつかり、世界四大漁場と呼ばれるほど豊かな漁場が広がっている。
 また、海岸の断崖絶壁は、ミサゴ、ウミウ、ウミネコ等の野鳥の格好の繁殖地ともなっている。
 三陸リアス式海岸は、太平洋の荒波と風雨によって造り出された景勝地が、点在する海岸である。
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2008/4/9


湧洞湖 Yuudou-ko 

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 湧洞湖(ゆうどうこ)は、北海道の帯広南東の海岸線にある湖。太平洋とつながっており、周囲約12kmの広さを持つ自然の宝庫だ。
 湧洞湖は海、山を一望できる自然に恵まれた湖である。周辺は鳥獣保護区域のため、たくさんの野鳥や水鳥が生息しおり、バードウォッチングにも最適だ。また、湖畔は原生花園で、ハマナスやヒオウギアアヤメなどのピンクや紫の可憐な花々を観察することができる。釣りにも適した湖で、一年を通して釣り人たちで賑わいを見せている。マリンスポーツも盛んで、水上バイクやカヌー等で遊ぶ若者たちの姿が見られる。
 湧洞湖は、豊かな自然の命をはぐくむ、母なる湖である。
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2008/3/10


雲雀(ヒバリ) Hibari 

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 雲雀(ひばり)はスズメ目ヒバリ科に属する、頭に冠のような羽が特徴的な鳥である。
 上空で飛びながらさえずるため、雲の雀という和名がつけられ、英名はスカイラークという。学名に「畑の歌姫」という意味の名前がつくほど、のびやかな美しい声で長くさえずる特徴を持っており、春を告げる鳥として日本でも親しまれている。
 鶯(うぐいす)のホーホケキョなど、野鳥のさえずりを人の言葉に置き換えて覚えやすくした、「聞き做し(ききなし)」というものがある。ヒバリの聞き做しには「降りよう降りよう降りよう」「日一日日一日、利取る利取る」、「利に利食う、利に利食う、後や流すう」などがあるという。
 草丈の低い草原や牧草地に好んで棲むといわれ、市街地の広い空き地でも、時折姿を見ることができる。
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2008/3/6


美女平 Bijo-daira 

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 美女平(びじょだいら)は、富山県中新川郡立山町にある、標高約1000mの高原である。
 立山黒部アルペンルートの玄関口ともいえ、周辺にはタテヤマスギとブナが混じった原生林が広がっている。
 ケーブル駅の前には、地名の由来である、女人禁制の掟を破って登山した尼僧が神の怒りにふれて杉に姿を変えられた、と伝えられる美女杉が立っている。
 周辺には多種多様な野鳥がたくさん生息しており、谷間には美しい高山植物がひっそりと花を咲かせている。
 9月半ばを過ぎると夏の鳥たちが去って森には静寂が訪れ、足早に木々が染められていく。その、秋のカラフルな山並みに見られる景観も面白い。
 美女平は、豊かな自然にあふれ、四季折々の表情を見せる景勝地である。
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2008/1/8


伊豆沼・内沼 Izu-numa Uchi-numa Izunuma and Uchinuma

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 伊豆沼・内沼は、宮城県の仙北平野の中にある4平方キロメートルの低地湖沼である。
 この地方は比較的気候が安定しており、水が凍りにくい為、ハクガンやシジュウカラガンなど様々な種類の水鳥が滞在する場である。水辺にはヨシをはじめとするたくさんの植物が生息し、水生植物や昆虫類、魚類の宝庫でもある。
 昭和六〇(1985)年、生物にとって貴重な生息地であることが認められ、湿原の保存に関する国際条約であるラムサール条約の登録湿地となった。
 野鳥を観察したり、ハスを眺めたり、日の出時の三万羽のガンがいっせいに羽ばたく様を見ることができる。この羽音は環境省「日本の音風景百選」の一つに選ばれている。
 四季を通じて自然と親しむことができる。
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2007/11/22


雷鳥(ライチョウ) Raichou 

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 雷鳥(らいちょう)は、キジ目ライチョウ科の鳥の一種である。日本では、特別天然記念物となっている。
 世界的にみても日本のライチョウは、分布の最も南限に生息する貴重な個体群である。氷河時代の生き残りと言われ、太古の昔より、神の使いとして大切にされてきた。
 大きさは全長37cm、翼開長59cm、体重450gほどで、オスの目の上には赤い肉冠があり、繁殖期には大きくなる。
 雷鳥の最大の特徴は、その毛色で、岩肌があらわになる夏は茶色のまだら模様、辺り一面が雪で覆われる冬は純白の保護色というように、換羽を行う。
 また、オスは五月~六月の縄張り形成期に、縄張りに侵入してくるオスと激しい空中戦を行う事がある。
 雷鳥は、古来より日本に棲む中型の鳥である。
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不如帰(ホトトギス) Hototogisu 

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 不如帰(ほととぎす)は、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種である。
 夏鳥として九州より北の山林に渡ってくる渡り鳥であるが、九州と北海道には少ない。
 その鳴き声が、「テッペンカケタカ」「特許許可局」と聞こえる事でも知られる。
 春のウグイスと並び、季節の初音として人びとにその鳴き声を待たれる鳥で、万葉集にも、この声は田植えをしろと促すために鳴くのだ、とある。
 早いものは三~四月、多くは五月中旬ごろに飛来し、ほかの鳥の巣に卵をうみ、晩秋、南へ去っていく。
 体長は28cmほどで、ヒヨドリよりわずかに大きく、ハトよりは小さい。また、高原地帯に多く、昼も夜も鳴いている。
 不如帰は、万葉の昔から人々に親しまれている鳥である。
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2007/11/5


五色台 Goshiki-dai Goshiki-dai Plateau

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 五色台(ごしきだい)は香川県の高松市と坂出市にまたがる、五つの山々が連なる溶岩台地である。
 五つの山々の土の色はすこしづつ異なっている。そのため、仏教の色の配置と同じように黒峰、青峰、白峰、黄峰、赤峰と名づけられ、この名がつけられている。
 山間にはスカイラインが設けられ、瀬戸内海の雄大な風景や岡山県の山並みなどを満喫することができる。また、春の野鳥やツツジ、秋の紅葉やみかん狩りなど、四季折々の自然を堪能でき、さらに、付近には遊歩道、芝生広場、キャンプ場なども完備され、香川自然科学館や瀬戸内海歴史民族資料館を見学することもできる。
 西側に位置する白峰は「保元の乱」に敗れ、この地に流された崇徳上皇が荼毘(だび)にふされた場所とされ、上皇ゆかりの史跡が今でも多く残されている。
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