NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/11

高鍋湿原 Takanabe-Sitsugen Takanabe Wetland

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 宮崎県児湯郡高鍋町に広がる高鍋湿原(たかなべしつげん)。
 ここは、昭和四三(1968)年、完成した高鍋防災ダム堰堤工事の際、土砂を剥ぎ取った跡に山林の湧水が溜まって出来た湿原である。
 平成一〇(1998)年、整備して公園化され、公開された。
 東部、西部と二つの湿原から構成され、両湿原の遊歩道はつり橋(とんぼの橋)で結ばれている。
 ハッチョウトンボをはじめとして、湿原には昆虫、特にトンボ類が多く生息している。
 植物は、白鷺の優雅な姿を思わせるサギソウを始め、耳かきに似たミミカキグサ、世界で伊勢湾周辺とこの高鍋・川南地域でしか見られないというヘビノボラズ等約300種が目前に広がる。
 高鍋湿原は、ダム開発がきっかけになり近年出来たばかりの湿原であるが、30年を経て、豊かな植生が根付き、注目されている場所である。

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住所
884-0006宮崎県児湯郡高鍋町上江
名前
高鍋湿原




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