NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/28


日前神宮 國懸神宮 Hinokuma-jinguu Kunikakasu-jinguu 

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 日前神宮(ひのくまじんぐう)と國懸神宮(くにかかすじんぐう)は一つの境内に二つの社が鎮座する日本では珍しい神社である。和歌山市の東の外れに位置する。二つの社ともに、創建二千六百年以上の由緒を持ち、紀伊国の一之宮である。
 神話で有名な天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にお隠れになった時、岩戸より誘い出す手段として鏡が三つ鋳造されたという。そのうちの一つ、八咫鏡(やたのかがみ)は三種の神器の一つといわれ伊勢神宮に奉納され祀られている。残りの二つの鏡は、日像鏡(ひがたのかがみ)は日前神宮に奉納され日前大神として、もう一つの日矛鏡(ひぼこのかがみ)は國懸神宮に國懸大神として祀られている。
 このことから皇室との関係も深く朝廷からも篤く崇敬されてきた。現在の社は大正八年から大正一五に国費をもって改修されたものである。鳥居をくぐり参道を歩いていくと、東に国懸神宮が西に日前神宮が立つ。鬱蒼とした樹木に囲まれ静かで荘厳な雰囲気を醸し出している神社である。
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2007/2/27


桧原神社 Hibara-jinja Hibara Shrine

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 桧原神社は奈良県桜井市、三輪山の麓に位置する神社であり、大神神社の摂社の一つ。
 崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)が、天照大御神自身とされる八咫鏡を祀った倭の笠縫邑(やまとのかさぬいむら)の地とされ、元伊勢とも称される。
 八咫鏡はその後、伊勢国内、五十鈴宮に移された。大神神社の摂社となった後も天照大御神を祭神としている。
 本殿が無く、大神神社と同じ三ツ鳥居が三輪山の正面に立ち、山自体が御神体である。境内の入り口の鳥居は二本の柱にかけられた縄で造られた古式のもの。
 万葉集を始め、多くの歌に「三輪の檜原」と詠まれた地であり、いにしえの幽玄の空気を今に残す。
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2007/1/23


伊勢神宮内宮 Isejinguu-Naiku Ise Jingu Inner Shrine

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 伊勢神宮内宮とは、三重県伊勢市にある伊勢神宮の皇大神宮の事である。祭神は日本の総氏神である天照大神(あまてらすおおみかみ)。ご神体として、三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)を所持している。
 伊勢神宮は正式には「神宮」であり、全神社本庁の本宗とされる。神道の神社では別格とされ、格付けはされない。
 皇大神宮の内宮に対して、豊受大神宮を外宮(げくう)と呼ぶ。外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭る。広くは、別宮、摂社、末社、所管社を含めた一連の社宮を神宮と総称する。
 幅の広い参道には玉砂利が敷きつめられ、樹齢数百年という杉が回りを囲む。神苑は約93万平方mあり、神路山の麓、五十鈴川の右岸に位置する。
 伝説の時代から続く神宮は、まさに現代に残る神域である。
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