NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/12


お火焚大祭 Ohitaki-taisai Ohitaki Taisai

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 お火焚大祭(おひたきたいさい)は、滋賀県東近江市小脇町の太郎坊宮(たろうぼうぐう)にて毎年12月第1日曜日に行われている神事である。
 太郎坊宮は、阿賀神社とも言い、約1400年前に創始されたと伝えられる。標高350mの赤神山の中腹にあり、「太郎坊さん」の名で親しまれている。
 お火焚大祭は、神道護摩としては日本随一の規模を誇り、全国各地の崇敬者から祈りをこめて捧げられた30万本の護摩木が、奉納者の形代となって忌火で焚きあげる事により、奉納者の罪とけがれを祓い清め、新たな気持ちで新年を迎える。
 火の勢いが落ち着くと、修験者による火渡りの神事や山伏問答が披露される。
 お火焚大祭は、神聖かつ盛大な祭りとして全国的に高名な、伝統の神賑行事である。
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2007/7/19


お山参詣 Oyama-sankei Oyamasankei Festival

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 お山参詣(おやまさんけい)は、青森県弘前市百沢の岩木山神社にて行われる祭りである。
 寛永五(1628)年、岩木山神社は下居宮の別当寺として創建された。祭神は顕国玉神他5柱で、合わせて岩木山大神と言う。
 神賑祭は初春と仲秋の二回開催されるが、「お山参詣」と呼ばれるのは、仲秋に開催される山上の奥宮の祭の方である。
 毎年旧暦7月29日~8月1日に行われ、五穀豊穣の感謝と祈願をこめ、山頂奥宮に村落毎に団体で登拝する古くからの行事である。
 白装束、白の手甲脚絆に身をかため、「サイギ、サイギ、六根清浄」と唱え、笛、太鼓の登山囃子に囃されながら集団で登って行く。
 山頂で夜を明かし、ご来光を拝み、「ばたら、ばたら、ばたらょ、いい山かけた」と唱えて下山する。
 お山参詣は、無事下山出来たものには果報が訪れるという、長い歴史を誇る神事である。
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