NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/9


麓山の火まつり Hayama-no-himaturi 

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 富岡町を代表する祭礼で毎年8月15日に行われ350年の伝統があるまつり。
 白足袋・褌すがたのおとこたちが夕闇のなか、御神火を受けた松明を担いで「センドーセンドー」の掛声とともに麓の社殿から頂上の奥之院を目指す。
 豊作祈願のために麓山の神にささげるのだといい、頂上で万歳三唱。休む暇もなく一気に駆け下り神社の廻りを33回廻るという。
 祭りの朝、神社の周辺に住む氏子の人々が各家でとれた農作物を手に神社に集まり、75膳のお供えをし、神主の祈祷を受ける。
 これは、七十五膳と呼ばれその年の豊穣に感謝する風習である。
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2007/2/1


往馬大社 Ikoma-taisha Ikoma Taisha Shrine

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 奈良県生駒市にある往馬(いこま)大社。正式には「往馬坐伊古麻都比古神社」と言い、石垣の壇上に7棟の春日造檜皮葺きの社殿が立ち並ぶ。
 生駒山をご神体とした神社で、火の神として古代より朝廷の厚い信仰を集めた。歴代の天皇の即位の際には火を起す道具である「火燧木(ひきりぎ)」を献上してきたという。昭和天皇の大嘗祭や、平成二(1990)年に執り行われた平成の大嘗祭の「斎田點定の儀」にも往馬大社の火燧木が使用されたとか。
 毎年秋に行われる火祭りは、松明を持った男たちが石段を競って駆け降りる勇壮で男らしい祭り。生駒市無形民族文化財第一号に指定されている。
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2007/1/30


大入島 神の井 Ohnyu-jima kami-no-i Onyu Island Kaminoi Well

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 大分県佐伯市、大入島の日向泊(ひゅうがどまり)にある井戸。満潮時には水没するが、湧き出る水は清水である。
 縁起は古く、神武天皇が東征の折に日向の美々津港から立ち寄り水を求めたところ、島には水がないと言い嘆き悲しむ島民に、天皇は折れ弓を地面に立て「水よいでよ」と言うと清水が湧き出したという。
 大入島の「大入島トンド火まつり」は感謝した島民たちが、夜の海を行く神武天皇の船を送るために海岸でやぐらを組み火を焚いたのが起源とされる。
 現在も無病息災を願い、毎年1月に行なわれる。十数メートルの松明を組み、激しい炎を巻き上げる様は壮観。
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