NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/2


爪楊枝 Tsuma-youji 

Jp

 爪楊枝(つまようじ)は、主に歯を清潔に保つために用いられる先の尖っている、あまり長くない木製の細い棒である。
 古来では楊柳(ようりゅう)が素材として用いられていた為、楊枝と呼ばれ、先端を意味する爪が付くようになったといわれる。
 現在では、国内においては白樺(しらかば)が原材料として多く用いられ、近年では、合成樹脂などの製品も見られる。
 その起源は定かでないが、一〇万年前のネアンデルタール人の歯の化石から、楊枝のようなものを使用した痕跡が見つかっているという。
 日本には、奈良時代に仏教が伝来した際に伝わったといわれ、先端を硬いもので砕き、毛筆状にして歯ブラシのように使用する房楊枝(ふさようじ)と、先端を尖らせたものと二種類あったという。
 繰り返し使用することを前提にした高級品などが世界中に存在し、日本では末端を「こけし」に似せ、凹凸の飾りが付けられていることが多いという。
 一本あれば何かと重宝する、食卓における名脇役である。
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2007/6/4


能面 顰 Noumen Shikami Shikami Noh Mask

Jp En

 顰(しかみ)は、古くは「獅噛」や「歯噛」とも表されてきた、能楽において大別して鬼神に分けられる木製の能面である。
 その様は、獅子が悪鬼のごとく上歯と下歯で、ものを噛まんとする様を恐ろしいまでに刻み込んでいる。
 俗に言う「しかめっ面」の語源でもあるその面は「大江山」「紅葉狩」や「土蜘蛛」など様々な作品に登場する人気者でもある。
 獅子そのものは日本においては古来より聖獣として、また悪の象徴としても語り継がれている伝説の存在である。
 それを人が、その仮面をつけて舞い、演じる。
 穿った見方をすれば滑稽かもしれない。狂言においては動物が演じられる場合はむしろ笑いどころでもあることが多い。
 しかし、この顰をつけて檜舞台にひとたび上がれば、見るものはそれを恐怖の対象と捉えると同時に物語に惹きつけられていく。
 日本人の畏怖の存在に対する魅力が、そこには表れている。
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2007/1/25


金隈遺跡 Kanenokuma-iseki Kanenokuma Ruin

Jp En

 金隈遺跡は、福岡県福岡市博多区にある墳墓遺跡である。
 標高30mの丘陵上に、甕棺墓348基、土壙墓・木棺墓119基、石棺墓2基が発見された。
 甕棺墓では小児用の数が圧倒的に多い。残された人骨の一部には抜歯の風習がみられた。
 金隈遺跡は、紀元前2世紀頃から西暦2世紀頃まで、約400年に渡って使用された弥生人達の共同墓地の跡である。しかも、副葬品や埋蔵物に、鏡などの権力者が保有していたと見られるものが全くないことから、一般弥生人、つまり庶民達の墓地であることが確認された。
 現在史跡公園として整備され、展示館内では、弥生時代の甕棺墓や土壙墓が発掘された姿のまま見学できる。
 1972年、国の史跡に指定される。
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