鍋倉城 Nabekura-jou Nabekura Castle
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天正年間、遠野の土豪阿曽沼氏が横田城を移転して築いたのが始まりで、寛永4(1627)年に八戸根城から南部直義が入封して鍋倉城と改称した。
遠野盆地の南方にそびえる物見山のふもとの独立丘陵である鍋倉山に築かれた山城で、標高は340m前後。現在見られる遺構は近世以後のものである
本丸の建物は当初は萱葺きで、慶安年間の火災以後は柾葺きに改められ、本丸は四方には板囲いの堀が巡っていた。
山麓の西・北・東方は諸士屋敷があり、その外側に町人街、町の西端に下組、北端に中組、東端に上組の各同心屋敷があった。
三の丸には現在、天守閣風の「なべくら展望台」がある。
遠野盆地の南方にそびえる物見山のふもとの独立丘陵である鍋倉山に築かれた山城で、標高は340m前後。現在見られる遺構は近世以後のものである
本丸の建物は当初は萱葺きで、慶安年間の火災以後は柾葺きに改められ、本丸は四方には板囲いの堀が巡っていた。
山麓の西・北・東方は諸士屋敷があり、その外側に町人街、町の西端に下組、北端に中組、東端に上組の各同心屋敷があった。
三の丸には現在、天守閣風の「なべくら展望台」がある。
- 住所
- 〒028-0514 岩手県遠野市遠野町
- 名前
- 鍋倉城