NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/6

益田岩船 Masuda-no-iwafune 

Jp


 益田岩船は奈良県橿原市、岩船山の頂上付近に位置する巨大石造物である。
 石質は花崗岩で、東西11メートル、南北8メートル、高さ5メートルの台形。上部は平面に形成され、二つの方形の穴がくり抜かれており、下部には整形のための格子状の溝が掘られている。
 同様の溝は明日香村の亀石にも見られることから、七世紀頃のものとされる。
 飛鳥地方に多く点在する巨石、奇石において最大の規模を誇る。
 江戸時代の「大和名所圖會」にも掲載され、何に用いられたものか、昔から多くの説が唱えられており、空海によりこの地に作られた益田池の台石、未完成の石棺、天文観測の基地などと言われているが、真実は今も不明のままである。

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住所
634-0051 奈良県橿原市白橿町
名前
益田岩船




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