色絵磁器 Iroe-jiki Iroe-jiki
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「色絵磁器(いろえじき)」は、本焼きした磁器のうえに赤、緑、黄などの上絵の具で模様を描き、それをさらに上絵釜に入れて焼き付けたもので、赤絵、錦手などとも呼ばれる。作品は製造時期、様式などにより、色鍋島、古九谷様式、柿右衛門(かきえもん)様式などに大別される。
柿右衛門様式では、江戸時代から連綿とつづく名門「柿右衛門窯」の14代酒井田柿右衛門(1934〜)が平成十三(2001)年、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定されている。
柿右衛門様式の色絵磁器は、乳白色の生地と明るく色鮮やかな上絵付けが特徴。余白を生かした華麗で優美な世界観を持つ。
14代酒井田柿右衛門は「やはり余白を残すことが大事。絵のバランスとともに白の美しさを損なわないように」と、様式の伝承と新たな美の追求のために、今なお日々研鑽に励んでいる。
柿右衛門様式では、江戸時代から連綿とつづく名門「柿右衛門窯」の14代酒井田柿右衛門(1934〜)が平成十三(2001)年、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定されている。
柿右衛門様式の色絵磁器は、乳白色の生地と明るく色鮮やかな上絵付けが特徴。余白を生かした華麗で優美な世界観を持つ。
14代酒井田柿右衛門は「やはり余白を残すことが大事。絵のバランスとともに白の美しさを損なわないように」と、様式の伝承と新たな美の追求のために、今なお日々研鑽に励んでいる。
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