龍王水 Ryuou-sui
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龍王水は和歌山県、生石ガ峰の登山道に位置する湧き水を指す。紀の国の名水五十選のひとつ。
弘法大師空海が聖地を求め、生石ガ峰に登った際に、岩から湧き出た水の量と清涼さに感動し、「龍王水」と名づけたとされる。
空海はその後、生石ガ峰の山頂でも清水を求めて足元の土を掘ったとされ、そこから日照りが続いても枯れない「硯の水」が湧いた。
東に望む高野山を見た空海は、ついに求めた聖地を見つけたとして高野山に赴き、この際に残した笠が山頂の笠石であると伝えられる。
龍王水は今も登山道の傍らに湧き、空海の世と変わらずに、生石ガ峰を目指す登山客の喉を潤している。
弘法大師空海が聖地を求め、生石ガ峰に登った際に、岩から湧き出た水の量と清涼さに感動し、「龍王水」と名づけたとされる。
空海はその後、生石ガ峰の山頂でも清水を求めて足元の土を掘ったとされ、そこから日照りが続いても枯れない「硯の水」が湧いた。
東に望む高野山を見た空海は、ついに求めた聖地を見つけたとして高野山に赴き、この際に残した笠が山頂の笠石であると伝えられる。
龍王水は今も登山道の傍らに湧き、空海の世と変わらずに、生石ガ峰を目指す登山客の喉を潤している。
- 住所
- 640-1114 和歌山県海草郡紀美野町中田滝山
- 名前
- 龍王水