NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/26

鹿おどし Shishiodoshi 

Jp


 「鹿おどし(ししおどし)」は、別名「僧都/添水(そうず)」とも呼ばれる。元々は農村地帯で田畑を荒らす鹿や猪、鳥を音でおどして追い払う農具である。
 水の入り口部分だけくり抜いた竹筒に、筧から水を引き入れ、半分以上水が溜まると傾いて水が外へ出る。傾いた時に、空の竹筒が叩き台の石に当たって、快い音が辺りに響き渡るようなっている。
 現代では、日本庭園などで見られるように本来の用途ではなく、風情の一つとなっている。
 空の竹筒が石を打つときの余韻は味わい深いものがあることから、音を聞くものとして実用を離れ、風流人たちの手によって庭園の点景として取り込まれていった。江戸期の漢詩人、石川丈山が興した京都詩仙堂のものが有名である。

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