NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/27

土佐つむぎ Tosa-tsumugi 

Jp


 土佐つむぎは、大正の初期、染めた木綿の糸を付近の農民が織り、作られた衣類や小物を集め売ったのが起こりと言われる。
 「のら着」「もんぺ」などの生地として庶民の間で親しまれてきた土佐つむぎ。通常「紬」と言えば絹糸を使用するが、土佐紬は木綿の糸を使用。独特な渋く深い色合いは、数種類の染料を混ぜ合わせ、何度も色作りを重ね生まれたものだ。
 近年は、木綿の良さが再認識され、小物類から、シャツ、作務衣など、多種多様の製品が生みされ、土佐の土産品としても大変に人気があったが、そのこだわり抜いた染料が現代では手に入りにくい状況となり、近年最後のひとつとなった工場が惜しまれつつも閉鎖された。現在は在庫のみが残る大変貴重な工芸品となったのである。
 懐かしい手触り、深みのある色彩、どこかで見かけたなら、是非手に取り様々な思いを感じ取ってほしい。

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住所
高知県
名前
土佐つむぎ




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日本の美意識。

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