なにわ竹工芸品 Naniwa-takekougei Naniwa Bamboo Crafts
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なにわ竹工芸品は、上質の真竹を幾度にも編み、直線、曲線の美しさが表現されている。大阪府知事指定大阪の伝統工芸品。
大阪市、富田林市、堺市が主な産地。奈良時代の頃、大阪付近には良質の真竹が生息していた。それを用いて、農作業用の篭などが作られていたのが始まりとされる。
江戸時代に茶道、華道が盛んになるに伴い、花篭、炭篭などが作りはじめられ、江戸時代中頃には産地が形成された。
編み上がった丸藤を面取りと呼ばれる作業で、細く割り、皮と身に分け、厚さ・幅を揃えて細く割り、藤を用いて縁を仕上げる。形が整ったら、染色釜で煮沸染色される。(二度染め法)この方法で、下地の色を作り、乾燥させたあと磨き砂で研磨、最後に漆で艶出し仕上げを施すと、薄染め仕上げを特徴とした、「黒光り」した、なにわ竹工芸品独特の作品となる。
主な商品には「花篭」や「料理盛篭」や日用品などに利用されている。
大阪市、富田林市、堺市が主な産地。奈良時代の頃、大阪付近には良質の真竹が生息していた。それを用いて、農作業用の篭などが作られていたのが始まりとされる。
江戸時代に茶道、華道が盛んになるに伴い、花篭、炭篭などが作りはじめられ、江戸時代中頃には産地が形成された。
編み上がった丸藤を面取りと呼ばれる作業で、細く割り、皮と身に分け、厚さ・幅を揃えて細く割り、藤を用いて縁を仕上げる。形が整ったら、染色釜で煮沸染色される。(二度染め法)この方法で、下地の色を作り、乾燥させたあと磨き砂で研磨、最後に漆で艶出し仕上げを施すと、薄染め仕上げを特徴とした、「黒光り」した、なにわ竹工芸品独特の作品となる。
主な商品には「花篭」や「料理盛篭」や日用品などに利用されている。
- 住所
- 545-0001 大阪市阿倍野区天王寺町北3-8-5
- 名前
- 全日本竹製品振興組合
- 電話
- 06-6714-9509