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2007/11/26


あきる野 二宮神社 Akiruno Ninomiya-jinja 

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 二宮神社は、東京、あきる野市二宮に鎮座する、國常立尊(くにとこたちのみこと)を祀神とした神社である。
 その創建年代は不明ながら、日本武尊が東征の折り、國常立尊を祀ったのが始まりといわれ、平安時代に編纂された延喜式神名帳にも登場する、古式ゆかしい神社である。
 また、藤原秀郷(ひでさと)が、平将門追討の折り、同社に戦勝祈願を行ったとも伝えられている。
 同社は多摩市の一の宮から始まり、横浜市の椙山神社を六の宮とする「武蔵六社宮」の二の宮にあたり、社号もこれに由来している。
 毎年九月八日から二日間、しょうが祭りが行われており、普段は静かな境内も「しょうがを食べれば風邪を引かない」という言い伝えの元、多くの参拝者で賑わいを見せる。
 境内には都内で最も古いといわれる、数学の問題を解いて奉納した算額が残されている。
 緑多い静かな境内で算額を前に、昔の人と知恵比べをしてみるのも面白いかもしれない。
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2007/8/2


飯豊神社 Iitoyo-jinja Iitoyo Shrine

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 宮城県加美町にある飯豊神社(いいとよじんや)は、かなりの歴史と由緒を持つ神社である。
 その興りは今から千三百年前の慶雲二(705)年、巨勢麿(こせまろ)により勧請、保食神(うけもちのかみ)を祀られたと伝えられており、延喜式内社として大石をご神体とした。
 その後の天平九(737)年に按察使(あぜち)兼鎮守府将軍であった大野東人により社殿が造営される。
 その後、栄枯盛衰はあったものの鎌倉時代の正安年間(1299~1302)に小野田朝日城主であった内海左京大夫長重が社殿を再建し篤く尊崇されることとなる。
 境内には坂上田村麻呂が植えたとも、源頼朝が植えたとも伝えられる周囲約6mにもなる老杉がご神木として祀られており、また、すぐ側には安産の神として崇拝される夫婦大石がある。
 足元に鳴瀬川を見下ろし、天気がよければ遠く栗駒山まで見渡せる景勝と共に、この神社は悠久の時を刻み続けている。
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2007/7/26


鹿島御児神社 Kashima-miko-jinja 

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 鹿島御児神社(かしまみこじんじゃ)は、宮城県石巻市の日和山頂上に鎮座する古刹。創建年代は定かではないが、「延喜式」所載の式内社で現存する寺社の中で最も由緒深い神社だという。
 言い伝えによると、その昔関東の鹿島、香取の両神宮の御子、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、鹿島天足別命(かしまあまたりわけのみこと)が命を受けて、奥州へ東夷の征伐と辺土開拓に当たることなり、開拓の先駆者として偉大な功績を残したことから、この鹿島御児神社の祭神として祀られることとなったという。
 以来、当神社は勝利の神として職業繁栄や海上安全、交通安全のご利益があるとして庶民の篤い信仰を集めてきた。
 日和山の頂上にある当神社からは見事な眺望が眼下に広がり、北上川や長浜、雲雀、野蒜海岸はもとより、牡鹿半島や松島一帯を遠望することができる。この素晴らしい眺望を求めて昔より数々の文人墨客が訪れており、境内には芭蕉、宮沢賢治、斎藤茂吉、種田山頭火などの歌碑が建つ。
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2007/7/19


三島夏まつり Mishima-natsu-matsuri Mishima Summer Festival

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 三島夏まつり(みしまなつまつり)は、静岡県三島市大宮町にて毎年8月中旬に行われている祭りである。
 例年50万人近くが集まる三島市最大の祭りで、延喜式にも載る古社・三嶋大社の例祭にあわせて行われる。
 三嶋大社前から広小路駅前の大通りとその周辺が会場となり、三島大社を中心にあちこちでイベントが行なわれ、色々な形の祭りを味わうことができる。
 山車の上から鉦や太鼓で奏でる祭りばやしのシャギリが鳴り響き、山車市内引き回し、シャギリ大会のほか、頼朝公旗揚げ行列、流鏑馬、箱根西麓大文字焼き、農兵節パレード、みしまサンバパレード、旗揚げなど、期間中、市中心街は祭りムード一色に染まる。
 三島夏まつりは、歴史と伝統に彩られた大祭である。
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2007/5/8


土佐和紙 Tosawashi Tosa Washi Paper

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 土佐和紙は、平安時代の記録である「延喜式」にその名があり、天皇への献上品として、約1000年前には製造されていたと考えられている。
 水と原料に恵まれ、江戸時代には、土佐七色紙が創作され、幕府への献上品として藩の保護を受け、土佐の主要な特産品としてますます発展した。
 明治以降、洋紙が各地で生産されるようになると全国的に手すきの和紙製造は衰退したが、手すき和紙は今でも根強い人気があり、中でも土佐和紙は種類の豊富さと品質の良さで有名である。
 土佐典具帖紙や土佐清帳紙は国の無形文化財として指定されており、昭和51年12月には「土佐和紙」という名称で高知県の手すき和紙全体が国の伝統工芸品として指定された。
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2007/4/19


三嶋大社 Mishima-taisya Mishima Taisha Shrine

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 三嶋大社は、静岡県三島市大宮町にある神社である。祭神は大山祇命、積羽八重事代主神とされ、二神を総じて三嶋大明神と称している。
 創建の時期は不明であるが、三宅島、下田・白浜海岸、大仁町、現在地と遷宮したとの伝承がある。古くより三島の地に鎮座し、平安時代の「延喜式」には、「伊豆国賀茂郡・伊豆三島神社」として記載されている。
 現在の三嶋大社は、平安中期以降に田方郡の国府の近くに新宮として分祀されたものである。
 現在地には元々若宮八幡があったが、三島明神が若宮八幡から所領を譲られたと言われている。
 源頼朝は伊豆流刑時代から三嶋大社を崇敬し、鎌倉幕府制立後も大社を重んじたという。
 中世以降は暦を発行し、「三島暦」として全国に知られている。
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2007/4/16


埼玉 氷川神社 Saitama Hikawa-jinja Omiya Hikawa Shrine

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 埼玉の氷川神社(大宮氷川神社)は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町にある神社である。祭神は、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命とされる。
 延喜式神名帳でも名神大社に列している古社である。
 埼玉県・東京都・神奈川県各地の280を越える氷川神社の本社であり、社伝によれば2400有余年前の考昭天皇時代の創立とされている。
 この一帯は出雲族が開拓した地であり、社名の氷川も出雲の「簸川」に由来するという説がある。
 東京奠都の際、明治天皇が勅祭社と定め、明治元(1868)年、親祭を行った。以来、例祭には勅使の参向があり、宮内庁楽師による歌舞が奉納される。
 大宮氷川神社は、初詣の人出は毎年全国10指に入るほどの人気であり、まさに地域を代表する神社といえる。
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2007/4/11


都農神社 Tsuno-Jinja Tsuno Shrine

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 都農神社(つのじんじゃ)は、宮崎県児湯郡都濃町にある日向国一ノ宮の神社である。祭神は、大己貴命。
 神武天皇前六(紀元前666)年、大和へ遠征するために高千穂宮を発った神武天皇が、この地で「武運長久」と「国土平定」を祈願し、祀ったのが創祀と伝えられる。
 延喜式に記載されている日向の式内社四座のひとつで、日向国の一の宮でもあった。
 静かに玉砂利を踏む社頭までの参道は神厳な状態を保っており、神域には身を清らかにする風が吹く。
 境内には2000本以上の杉木立が茂り、千年以上の時を今も刻みながら、この社を包み込んでいる。
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