NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/26


能楽 Nougaku 

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 伝統的な演劇である「能」「狂言」「式三番(しきさんばん)」の三種を総称して「能楽(のうがく)」という。室町時代より600年以上、演じ受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術で、言葉や節回しは室町時代の様式を今に残している。
 能楽の源流を辿ると奈良時代まで遡るが、大陸から伝わってきた「散楽」という民間芸能が「猿楽/申楽(さるがく、さるごう)」と呼ばれる様になり、鎌倉時代の中期頃には俳優である「シテ」の歌や舞いを中心に、相手役の「ワキ方」、伴奏である地謡(じうたい)や囃子を行う「囃子方」、「狂言方」などで構成された音楽劇へと発展していった。
 その後、小面(こおもて)や翁などの能面を使用する「能」や、時代と共に様々な世相をとらえて風刺する台詞劇の「狂言」へと戯曲や演劇技法、出演者と細かな区別がされていき、現代に至っている。
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2007/2/28


ひたち竹人形 Hitachi-take-ningyou Hitachi Bamboo Dolls

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 水戸二代藩主、徳川光圀(水戸黄門)が竹の栽培を保護、奨励されたため、茨城県は昔から竹の産地として知られている。
 ひたち竹人形は、真竹や、孟宗竹、紋竹、黒竹、虎竹、煤竹、胡麻竹などの良質の竹を用い、手作りにて人形化したもの。
 油抜きしたさらし竹を2〜3年自然乾燥し、部品を作って竹釘などで組み立てる。色つけ、文様つけは、竹の表皮を削ったり表皮に彫りを入れて行う。
 人形の題材を能や歌舞伎にとり、精緻なつくりを見せているほか、ご当地ものの黄門人形や梅娘人形などもある。
 また、毎年干支に因んだ可愛らしい動物も作られている。
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2007/1/25


安乗人形芝居 Anori-ningyou-shibai Anori Puppet Play

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 安乗人形芝居は、三重県志摩市阿児町の安乗神社にて行われる人形芝居である。
 安乗の人形芝居は、安乗神社の祭礼に奉納する神振の人形芝居として受け継がれ、400年の伝統をもつ民俗伝承芸能である。
 文禄元(1592)年、志摩の領主・九鬼嘉隆が文禄の役に参加する際、安乗の八幡宮(現安乗神社)に祈願し、その加護によって渡航の無事と武功を立て、お礼参りに訪れた時に人形芝居を上演することを許したことから始まったと言い伝えられる。
 安乗人形芝居の特徴として、3人遣いの人形がある。呼吸を合わせるのは難しいが、仕草の多様さや、ダイナミックな動きを生み出した。1体の人形を3人で動かすのは世界広しといえども文楽だけである。
 1980年、国の重要無形民俗文化財に指定される。
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2007/1/24


垂水の滝 Tarumi-no-taki Tarumi Waterfall

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 絶壁から海へ直接注いでいる全国的にも珍しい滝である。石川県輪島市と珠洲市の境界にあり、全長約二キロメートルある曽々木海岸でも、ひときわ注目を集める。
 落差三五メートル。普段であれば山から海へ、白糸のように駆け落ち、その水は真夏でも涸れることはない。
 冬の北風の強い日は、その景色は一変する。滝の水しぶきは、海へは向かわず、風に乗って空に突き上げ天に舞い踊る。「逆さ滝」だ。
 海からは波の花が吹き上げられ、滝は龍のように天に昇り、幻想的な海岸風景となる。
 周辺には遊歩道があるので、散策を楽しむことができるが、逆さ滝を見ることができる日は、風が強い、ということであり、注意が必要である。
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2007/1/19