NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/6/13


達磨図 Daruma-zu 

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 達磨図(だるまず)は、山梨県甲州市塩山の向嶽寺(こうがくじ)が所有する水墨画である。国宝に指定されている。
 達磨とは仏教の禅宗の開祖・達磨大師(382~532)の事で、中国に仏教をもたらし、日本にも大きな影響を及ぼしたとされる。
 向嶽寺の達磨図は、朱衣をまとい岩の上で座禅を組む姿が描かれており、「朱達磨」とも、「八方にらみの達磨」とも呼ばれている。
 宋画の影響を受けた鎌倉時代の日本人画家の筆になる作品とされ、達磨の衣などに彩色があるが、水墨画の筆法で描かれている。
 建長寺開山の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、朗然居士(ろうねんこじ)のために書いたという賛が入っており、朗然居士とは、執権・北条時宗と推察されている。
 達磨図は、日本最古級の達磨像であり、日本水墨画史の冒頭に位置する、貴重な絵画である。
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2008/3/4


水墨画 Suiboku-ga Suibokuga Painting

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 水墨画(すいぼくが)は、墨と筆を用いて「墨」一色で表現され、線だけでなく墨を面的に使用し、暈かしで濃淡・明暗を表す技術が用いられた絵画である。
 水墨画のような濃淡やにじみ、かすれなどの表現がない作品は白描(はくびょう)といい、水墨画とは別に捉えられている。
 その起源は唐代後半の中国とされ、山水画の技法の一つとして成立。宋代に入って、禅宗の普及に伴い、禅宗的故事や人物画が水墨で制作されたことが、一般にも広く伝わるきっかけとなった。
 日本には鎌倉時代にその禅とともに伝わり、室町時代に入って足利家が禅宗を庇護したことにより、日本水墨画は全盛期を迎えるようになった。
 その後、徐々に変化を遂げて風景を描く本格的な山水画も書かれるようになり、室町時代後期には如拙や周文、雪舟などの優れた画僧が生まれ、水墨画の素晴らしさを今の世にも伝えている。
 白と黒のみで表されるシンプルな世界は、しかし無限の奥行きを持って、見るものをその世界へといざなう魅力を放っている。
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2007/7/12


鳥獣戯画 Chou-juu-giga Choju Giga Scroll

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 鳥獣戯画は京都嵐山、栂尾山高山寺に伝わる絵巻物である。
 正しくは「鳥獣人物戯画巻」と称される。甲、乙、丙、丁の全四巻、国宝。
 平安時代末期から鎌倉時代前期、天台宗座主、鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)の作とされるが、複数の人物の作品をあわせたとも言われる。
 動物を擬人化して描いたもので、兎、猿、蛙などを始め牛、犬、麒麟などの神獣も描かれている。内容は当時の世相をおおらかに風刺したものだが、一部脱落があり不明な点もある。
 擬人化や動きを表す効果線などが多く使われており、現在の漫画やアニメーションの元祖であると言われている。
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2007/5/31


松屋寺雪舟庭 Syouoku-ji-Sessyuutei Sesshu Garden at Sho'okuji Temple

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 松屋寺雪舟庭は、大分県速見郡日出町佐尾の松屋寺にある、雪舟が作ったと言われる庭である。
 松屋寺は、16代続いた日出藩の藩主木下侯の菩提寺で、北の政所の母・朝日の方の墓を始め、40数基の墓石が並んでいる。
 境内の中には、雪舟の築庭と伝えられる「万竜の庭」や国の天然記念物に指定されている日本一の大ソテツなどがある。
 雪舟は、文明元(1469)年、明から帰国後、大分の近郊に画室を構えて生活を始めた。その後も、山口県、島根県等に足跡を残している。その名声は一度も朽ちることなく、今なお画聖と称えられている。
 松屋寺雪舟庭は、山際利用の池泉観賞式庭園である。池は「心」という文字を池の形にした、心字池と言われるもの。
 雪舟の感覚は、時代を越えて今なお、見るものを感嘆させる力がある。
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2007/1/29


沈堕の滝 Chinda-no-taki Chinda Waterfall

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 大分県、大野川の本流にかかる雄滝と支流の平井川にかかる雌滝の二瀑。
 雄滝は高さ17メートル、幅93メートル、雌滝は高さ18メートル、幅4メートル。落差の高さと幅の広さから「豊後のナイアガラ」とも呼ばれる。
 室町時代の水墨画家、「画聖」雪舟が明より帰国した後、豊後大分に滞在してこの滝をモチーフに「鎮田瀑図」を描いている。
 力強く美しい筆で自然を描いたこの作品は山水画の名品として名高い。
 横手にある「沈堕の滝ふれあい公園」は伐採、植樹すべてを三年をかけて住民の手で作られた公園。展望台からの滝を一望する眺望は素晴らしい。
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