常称寺 Joushou-ji Joshoji Temple
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常称寺(じょうしょうじ)は、広島県尾道市に所在する古刹。本堂と観音堂などが県の重要文化財に指定されている。
建築は古く、鎌倉時代に遡る。正和二(1313)年に遊行二代他阿真教上人の開基と伝えられる。
重要文化財の本堂は須弥壇(しゅみだん・仏像を安置する台座)に貞治五(1366)年の銘があることから南北朝時代、14世紀頃の建立と考えられる。中央に方三間の内陣と須弥壇を、三方に脇陣と外陣が建つ。頭貫(かしらぬき・柱の上部を連結する頭柱)から上の様式が創建当初の南北朝時代の形式をよくとどめている。
常称寺は足利尊氏が暦応三(1340)年に伽藍を整備するも、文和元(1352)年に兵火により本堂を残して焼失、翌年に総門、客殿が再建されたと言われる。
建築は古く、鎌倉時代に遡る。正和二(1313)年に遊行二代他阿真教上人の開基と伝えられる。
重要文化財の本堂は須弥壇(しゅみだん・仏像を安置する台座)に貞治五(1366)年の銘があることから南北朝時代、14世紀頃の建立と考えられる。中央に方三間の内陣と須弥壇を、三方に脇陣と外陣が建つ。頭貫(かしらぬき・柱の上部を連結する頭柱)から上の様式が創建当初の南北朝時代の形式をよくとどめている。
常称寺は足利尊氏が暦応三(1340)年に伽藍を整備するも、文和元(1352)年に兵火により本堂を残して焼失、翌年に総門、客殿が再建されたと言われる。
- 住所
- 722-0044 広島県尾道市西久保町
- 名前
- 常称寺