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造山古墳(つくりやまこふん)群は巨大前方後円墳、造山古墳と、その西側一帯に築かれた6基の中小規模の古墳とで構成される。岡山県下で第1位、全国でも第4位の規模(全長350メートル、後円部径200メートル、高さ24メートル、前方部幅215メートル)を誇り、国指定史跡にも指定されている。
築造時期は5世紀後半と推定されており、墳丘規模・外表施設などの様子からみて、被葬者は5世紀前半の吉備を支配した「王」の墓と言われている。6基の中小規模の古墳は、その王に仕えた近臣たちの墓(陪塚)とされている。
造山古墳に次ぐ近隣の作山古墳(総社市)、両宮山古墳(山陽市)などの巨大古墳の存在から、古代吉備がヤマト王権に対抗しうる強力な王権があったとする見解もある。
築造時期は5世紀後半と推定されており、墳丘規模・外表施設などの様子からみて、被葬者は5世紀前半の吉備を支配した「王」の墓と言われている。6基の中小規模の古墳は、その王に仕えた近臣たちの墓(陪塚)とされている。
造山古墳に次ぐ近隣の作山古墳(総社市)、両宮山古墳(山陽市)などの巨大古墳の存在から、古代吉備がヤマト王権に対抗しうる強力な王権があったとする見解もある。
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