NIPPON Kichi - 日本吉

記事数6件: 1~6 件表示          

2008/10/31


箱根大文字焼き hakone-daimonji-yaki 

Jp

 箱根大文字焼き(はこねだいもんじやき)は、神奈川県足柄下郡箱根町にある標高1438mの箱根山にて、毎年八月一六日に行われている行事である。
 明神ヶ岳の山頂付近に、大きく「大」の文字が浮かび上がる箱根大文字焼きは、「強羅(ごうら)夏祭り」のメインイベントとして行われており、この夜には同時に花火大会も行われる。
 大正一〇(1921)年、別荘地として強羅の分譲が始まり、箱根登山鉄道が開通した後に、大文字焼は始まった。
 最初は観光や避暑客の慰安のために行われていたが、関東大震災をきっかけに、霊を慰める盂蘭盆会の送り火の意味合いを持つようになった。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/7/19


三島夏まつり Mishima-natsu-matsuri Mishima Summer Festival

Jp En

 三島夏まつり(みしまなつまつり)は、静岡県三島市大宮町にて毎年8月中旬に行われている祭りである。
 例年50万人近くが集まる三島市最大の祭りで、延喜式にも載る古社・三嶋大社の例祭にあわせて行われる。
 三嶋大社前から広小路駅前の大通りとその周辺が会場となり、三島大社を中心にあちこちでイベントが行なわれ、色々な形の祭りを味わうことができる。
 山車の上から鉦や太鼓で奏でる祭りばやしのシャギリが鳴り響き、山車市内引き回し、シャギリ大会のほか、頼朝公旗揚げ行列、流鏑馬、箱根西麓大文字焼き、農兵節パレード、みしまサンバパレード、旗揚げなど、期間中、市中心街は祭りムード一色に染まる。
 三島夏まつりは、歴史と伝統に彩られた大祭である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/4/24


五山送り火左大文字 Gozanokuribi-hidaridaimonji 

Jp

 五山送り火左大文字は京都府京都市で毎年行なわれる精霊を送るための行事である。
 その起源は平安時代とも室町時代ともいわれ、長きに渡り京の人々の親しまれている。8月16日の夏の夜、京都市内では「五山の送り火」が行なわれ、各山々で松明が焚かれ、文字や絵柄が炎で浮かび上がる。
 「大」という字が最も有名で、東山の如意ヶ嶽、金閣寺大北山で作られる。その他松ヶ崎西山では「妙法」の字、西賀茂船山で船の形をした「船形」嵯峨曼茶羅山の「鳥居」の形がある。
 金閣寺大北山の「大」は「左大文字」と呼ばれる。当日の午後7時頃「法音寺」の親火台で護摩木が焚かれる。その火を持って点火役が「大」の字になるように各点火台に向かい山を走っていき、一斉に点火される。家内安全、無病息災、交通安全を祈願して、護摩木が激しく燃え上がり夜空を焦がすように「大」の字が静かに浮かびあがる。京都の夏の終わりを告げるにふさわしい行事である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/4/10


大館大文字まつり Oodate-daimonji-matsuri 

Jp

 大館大文字まつりは秋田県大館市内と長木(ながき)川河川敷で毎年8月16日に行われる祭りである。
 昼と夜の部に分かれ、昼は市内の約2キロの目抜き通りで各団体による盆踊り「大文字踊り」が行われた後、若者が担ぐ神輿に水をあびせかける「ぶっかけ神輿」が行われ、沿道を盛り上げる。
 夜になると長木川に燈籠が流され、大文字太鼓が演奏されると、市の東に位置する鳳凰山に総画全長450メートルになる日本一の大文字の点火にあわせ、特大の花火が天に打ち上げられる。
 多くの勇壮、華麗なイベントが連なる大館の夏の風物詩として市民に親しまれる夏祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/4/5


高知 大文字の送り火 Kouchi Daimonji-no-okuribi 

Jp

 「土佐の小京都」と呼ばれる旧中村市。その夏を締めくくる風物詩が、毎年旧暦七月十六日に行われる「大文字の送り火」。
 応仁の乱を避け、土佐へ下向し中村に京都さながらの町を築いた前関白の一条教房。この送り火はその息子である房家が、京都を懐かしみ、父と祖父・兼良の霊を慰める意味も込めて始めたとされている。
 山の斜面には縦横25メートルの大きさの「大」の字形の溝が掘られ、当番の住民が周囲の雑草を刈り、たいまつを配置。花火を合図に点火されると、炎が山肌をなぞり、「大の字」が、筆順の通りに浮かび上がる。
 真っ赤な炎が夜空一面を彩り、およそ30分間の炎の宴に大勢の見物客は過ぎゆく夏を惜しみつつも、一時の熱気に酔いしれる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/29


犬飼石仏 Inukai-sekibutsu Inukai Giant Buddha Rock Carving

Jp En

 大分県豊後大野市、渡無瀬にある磨崖仏。
 日羅による作とされるが鎌倉以前の特徴を有することから、平安時代の作とも言われる。
 堂中央に結跏趺坐した不動明王(3・7メートル)を主尊とし、右に制咤迦(せいたか)童子(173センチ)、左に矜羯羅(こんがら)童子(170センチ)を脇侍とする。
 わずかに朱の顔料が残る顔は温厚であり、両足の裏を見せて座る姿を持つ珍しい石仏。昭和九(1934)年、国の史跡に指定されている。
 石仏の上方の岸壁には「龍傳山(りゅうでんざん)」の三大朱文と「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」の八大文字が刻まれ、厚い大師信仰が偲ばれる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数6件: 1~6 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter