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三重県豊田市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)の境内には、長い枝を垂れ下げ、その先端にたくさん花をつける美しいしだれ桜の老大木がある。正保年間(1644~1648)年の植樹とされ、樹齢はなんと360余年。樹高8メートル、幹周りは3.35メートルもある。
昭和四六(1971)年に愛知県の天然記念物に指定されたが、その後枯死する枝が多くみられた。一旦は切り倒されることも検討されたが、「長年、人々に親しまれてきた桜を生き返らせよう」との奮起により、平成三(1991)年から枯れた幹・枝・根を除去し、防菌処理を行い、また樹勢の良い枝から根を誘引するとともに適切な肥培管理を行った。これらの有志の努力に答えるようにみごと息を吹き返し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになった。
平成七年からは「しだれ桜を守る会」が発足し、桜の管理に当たっている。
毎年四月中旬の満開期には、日没から午後9時までライトアップされる。
昭和四六(1971)年に愛知県の天然記念物に指定されたが、その後枯死する枝が多くみられた。一旦は切り倒されることも検討されたが、「長年、人々に親しまれてきた桜を生き返らせよう」との奮起により、平成三(1991)年から枯れた幹・枝・根を除去し、防菌処理を行い、また樹勢の良い枝から根を誘引するとともに適切な肥培管理を行った。これらの有志の努力に答えるようにみごと息を吹き返し、以前と同様の見事な花を咲かせるようになった。
平成七年からは「しだれ桜を守る会」が発足し、桜の管理に当たっている。
毎年四月中旬の満開期には、日没から午後9時までライトアップされる。
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