石鎚山古墳群 Ishizuchiyama-kohungun Ishizuchiyama Kofun Group
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加茂川を見下ろし、遥かに加茂平野を望むことができる丘陵の先端部に築かれた「石鎚山古墳群」。芦田川下流域で最古の古墳である。
石鎚山古墳群は、2基の古墳からなる。1号古墳は、直径20mの円墳で、2基の竪穴式石室を内部に擁する。2号古墳も円墳で、直径16m。2基の土壙墓(どこうぼ・土中に穴を掘っただけの墓)を持つ。
1号古墳からは壮年の男性人骨や中国製の鏡、勾玉や鉄製工具類などが出土された。この「斜縁二神二獣鏡」は中国の三国時代・3世紀のものであり、このことから被葬者は中国製品を入手できた有力な権力者であることが窺える。2号古墳からは、「内行花文鏡」と呼ばれる、中国の漢の時代の鏡が出土された。2号古墳は1号古墳より後の時代の造立と考えられている。
出土品の一部は、広島県立歴史博物館、広島県立歴史民族館で公開されている。
石鎚山古墳群は、2基の古墳からなる。1号古墳は、直径20mの円墳で、2基の竪穴式石室を内部に擁する。2号古墳も円墳で、直径16m。2基の土壙墓(どこうぼ・土中に穴を掘っただけの墓)を持つ。
1号古墳からは壮年の男性人骨や中国製の鏡、勾玉や鉄製工具類などが出土された。この「斜縁二神二獣鏡」は中国の三国時代・3世紀のものであり、このことから被葬者は中国製品を入手できた有力な権力者であることが窺える。2号古墳からは、「内行花文鏡」と呼ばれる、中国の漢の時代の鏡が出土された。2号古墳は1号古墳より後の時代の造立と考えられている。
出土品の一部は、広島県立歴史博物館、広島県立歴史民族館で公開されている。
- 住所
- 721-0000 広島県福山市加茂町大字上加茂
- 名前
- 石鎚山古墳群