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吉香神社(きっこうじんじゃ)は山口県岩国市に鎮座する神社である。
この神社はもともと天文年間(1532~1554年)に岩国領主であった吉川元春(きっかわもとはる)が祖先の霊を祀るため建立したものである。現存する社殿は享保一三(1728)年造営され白山神社境内に鎮座していたが、明治一八(1855)年に現在の旧城跡に移設された。
神社は一の鳥居から拝殿、本殿と南から北に一直線に並んで建てられている構成である。神門は小さな四脚門で吉川家家紋が刻されている。拝殿は檜皮葺、入母屋造りである。また、拝殿と本殿は複雑な架構と屋根形式が巧みにおりあい、岩国大工の技術の粋を見せる建築物として有名である。拝殿、本殿、神門は県指定の有形文化財となっている。
境内の西側には、元は吉川家の代々の家臣の回向所であった建物が明治に入り褒忠社(ほうちゅうしゃ)として吉香神社の末社となっている。
この神社はもともと天文年間(1532~1554年)に岩国領主であった吉川元春(きっかわもとはる)が祖先の霊を祀るため建立したものである。現存する社殿は享保一三(1728)年造営され白山神社境内に鎮座していたが、明治一八(1855)年に現在の旧城跡に移設された。
神社は一の鳥居から拝殿、本殿と南から北に一直線に並んで建てられている構成である。神門は小さな四脚門で吉川家家紋が刻されている。拝殿は檜皮葺、入母屋造りである。また、拝殿と本殿は複雑な架構と屋根形式が巧みにおりあい、岩国大工の技術の粋を見せる建築物として有名である。拝殿、本殿、神門は県指定の有形文化財となっている。
境内の西側には、元は吉川家の代々の家臣の回向所であった建物が明治に入り褒忠社(ほうちゅうしゃ)として吉香神社の末社となっている。
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