海龍王寺 Kairyuuou-ji
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奈良県奈良市にある海龍王寺は、
731年、光明皇后が平城宮の東北(鬼門)の方角を守るため、開基したのが始りとされている。
僧侶玄肪が帰船中、暴風雨に襲われ、命からがら唐から帰国。5千巻余の経典を持ち帰り日本の仏学に大きく貢献した。その後は、遣唐使たちの渡航の無事を願って、渡航安全祈願を営むようになる。法華寺の東北隅にあったことから、隅寺とも呼ばる。
境内にある西金堂(重要文化財)には、高さ4メートルの国宝の五重小塔がある。細部の様式が薬師寺のものと似ており、当時の建築を知る貴重な手がかりとなっている。
また、本堂には寺門勅額(重要文化財)、鎌倉時代に造立されたとされる十一面観音立像、文殊菩薩立像(いずれも重要文化財)が安置されている。
731年、光明皇后が平城宮の東北(鬼門)の方角を守るため、開基したのが始りとされている。
僧侶玄肪が帰船中、暴風雨に襲われ、命からがら唐から帰国。5千巻余の経典を持ち帰り日本の仏学に大きく貢献した。その後は、遣唐使たちの渡航の無事を願って、渡航安全祈願を営むようになる。法華寺の東北隅にあったことから、隅寺とも呼ばる。
境内にある西金堂(重要文化財)には、高さ4メートルの国宝の五重小塔がある。細部の様式が薬師寺のものと似ており、当時の建築を知る貴重な手がかりとなっている。
また、本堂には寺門勅額(重要文化財)、鎌倉時代に造立されたとされる十一面観音立像、文殊菩薩立像(いずれも重要文化財)が安置されている。
- 住所
- 〒630-8001 奈良県奈良市法華寺北町897
- 名前
- 海龍王寺
- 電話
- 0742-33-5765