NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/29


四半的矢 Shihanmato-ya 

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 四半的(しはんまと)、正式には四半的弓道という。宮崎県日南市にあった飫肥藩(おびはん)に伝わっていた武道弓技である。四〇〇年の歴史を持つ。
 特徴としては標的の直径が4寸5分(約13.6センチ)、弓矢の長さが4尺5寸(約1.36メートル)、標的までの距離が4間半(約8.2メートル)と、4と5の数字を基準としたルールになっており、正座姿勢の状態で弓を射る。
 現在では弓技スポーツとして鹿児島県や熊本県にも広がり、競技大会も数多く開催される。
 競技内容は4間半の距離で的を射て当たりを競い合うというもの。矢を10射して3回、合計30射の当たり本数で勝敗が決められる、団体戦、個人戦がある。
 競技に使用される矢は高山に自生するクマザサを長期間乾燥させた後、火であぶり、微妙な色合いを出したものがつかわれる。竹の素朴さを生かした優れた工芸品でもある。
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2007/7/26


えんずのわり Enzu-no-wari Enzu-no-Wari

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 えんずのわりは、宮城県東松島市宮戸の月浜地区に古くから伝わる「鳥追い」を行い、豊作や豊漁、家内安全を祈願する小正月の伝統行事であり、受け継がれてきた行事を今に残す貴重な例として、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
 毎年一月十一日から十六日までの七日間、月浜地区の小学二年生から中学二年生までの男子が、同地区内にある五十鈴神社の下にある岩屋にこもり、寝食をともにし、学校へも通い、この間は子供達だけでの生活が岩屋で営まれる。
 そして十四日の夜に全員で月浜地区の全戸をまわり、松の棒で地面を突きながら「えんずのわり、とうりょうば、かすらわって、すおつけて、えんぞがしまさながせ」(意地の悪い鳥を追えば、頭割って塩つけて、蝦夷島さ流せ)と、唱え歩く。
 翌日には、各戸で早起きをし、薪などで火を起こして「ホーイ、ホイ」と鳥を追いながらその煙で腹をあぶり、一年の健康を祈る。
 昔から伝えられてきた伝統は、未来を担う子供達の手で今も大切に語り継がれている。
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2007/1/10


京銘竹 Kyomeitiku Kyoto Bamboo

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 京では伝統的に材質のよい竹が栽培・育成され、古来からの技法である火あぶりにより一次加工され、「京銘竹」として建築材料や床柱、腰板や花筒など、和室を演出する材料として広く使われている。   
 京都の竹材の歴史は古く、平安時代のころには中国からもたらされた竹が育てられたと言われている。山に囲まれた盆地の京都は寒暖の差が大きく、肥沃な土質にも恵まれているため、長くて光沢があり、強さとしなやかさを併せ持つ良質な竹を育てるには最適な土地であった。平安時代に竹は柱や壁の下地、垣、簾など、建材として随所に使われるようになる。とりわけ庭園、茶室に使われる門、垣など、京都に生まれた独自の建築文化の需要により、さらに技が磨かれた。京の街並みは、竹によりさらに個性的なものとなっている。
 京都府伝統工芸品に指定されている工芸品だ。
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