NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/26


頼光寺 Raikou-ji Raikoji Temple

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 あじさい寺として親しまれている「頼光寺(らいこうじ)」は、平安時代の一条天皇の御世、長保年間(1000年頃)に、源満仲公夫人の法如尼が発願し、子の源賢僧都により建立されたと言われる。源賢僧都は、清和天皇の曾孫にあたる。
 頼光寺があじさい寺と呼ばれるようになった由縁は、昭和四九(1974)年に本堂を再建した際、川西市より100株のあじさいを寄贈されたことにはじまる。現在では500株に増え、見ごろの6月中旬から7月中旬には、多種類のあじさいが境内に所狭しと咲いている。
 花びらは青・ピンク・白など、色鮮やか。さらに、雨の日の風情はまた格別で、訪れる人々の心を和ませている。
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2007/9/25


米倉鹿嶋神社 献饌行事 Yonekura-kashima-jinja Kensen-gyouji The Kensen Ritual at Yonekura Kashima Shrine

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 米どころ宮城の中心的役割を果たしているのが大崎市。ササニシキ、ひとめぼれなどが誕生した地として知られている。市役所から一キロ程の米倉(よねくら)地区にある鹿嶋(かしま)神社では、毎年九月九日と一〇日の二日間にわたり、献餞(けんせん)行事が執り行われる。献餞とは神道の祭式で、祝詞(のりと)を上げるに先立って、神官が神前に食物を供えることをいう。
 米倉鹿嶋神社は大崎開拓以来の古社とされ、戦前までは清和源氏足利氏(せいわげんじあしかがし)の一門・大崎氏の遺臣が祀ってきたが、その後は地域民も加わり祭事を続けている。初日は初穂献上に始まり、その他の儀を経て、神酒を戴き神饌を食する直会(なおらい)に至る。翌日の神輿巡幸をもって終わる。穀物の収穫に感謝する静かなこの祭事は、県の民俗文化財、風俗習慣に指定されている。
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2007/4/19


江川家住宅 Egawakejuutaku The Egawa Family’s Residence

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 江川家住宅は、静岡県伊豆の国市韮山にある民家である。国の重要文化財に指定されている。
 江川家は清和源氏の流れをくむ中世以来の武家の家柄で、1156年、保元の乱にて崇徳上皇側について参戦して敗れ、落ち延びて伊豆のこの地に定住した。
 江戸時代には世襲代官を務め当地方を支配し、特に坦庵江川太郎左衛門英龍は、幕末に活躍した科学者、技術者として有名である。
 特徴のある母屋は高さ12メートル余りの美しいカーブの大屋根を支える架構で有名であり、土間からその構造を見ることが出来る。邸内の中央に建つ屋敷は、鎌倉時代に建造されたものと言われている。
 1261年、日蓮聖人を屋敷に数日間泊めて以来、ご利益でこの家は700年以上にわたり無事に保たれてきたと伝えられる。
 江川家住宅は、長い歴史を持つ貴重な建築物である。
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2007/3/16


兵庫 多田神社 Hyougo tada-jinjya Tada Shrine

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 多田神社は、兵庫県川西市にある神社。多田院として、国の史跡にも指定されている。
 この地は、清和天皇の皇子を祖とする皇族、清和源氏武士団の発祥の地。ここに居城を構えた源満仲により平安時代の天禄元(970)年、天台宗寺院として建立。以降、代々つづく清和源氏の霊廟として源頼光、源頼信、源頼義、源義家を祀ってきた。
 毎年4月には、「源氏まつり」が盛大に行われ、歴代の源氏武将の武者行列が町を練り歩く。
 また、境内にある樹齢千年の巨木、ムクロジは県の郷土記念物に指定されている。幹周4.2メートルもあり、県内では最大のムクロジだという。
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