浄土寺 多宝塔 Jodo-ji tahou-tou Tahoto Pagoda at Jodoji Temple
|
鎌倉時代末期,嘉暦三(1328)年建立。大日如来及び脇侍(尾道市重要文化財)を安置し内部には彩色が施され、壁面には真言宗の名僧を描いた真言八祖像がある。
多宝塔としては規模が大きい上に全体の釣合いがよく、高野山金剛三昧院や石山寺の多塔宝と並ぶすぐれた塔である。とくに亀腹が大きく下重の木鼻や蛙股、上重の絵様化した手先肘木や尾垂木など、細部意匠にも特色がある。
牡丹・唐草に蝶の透かし彫りをした蟇股(かえるまた)など、華麗な装飾に富みその整った容姿および手法により鎌倉時代末期の代表的な建築とされる。
多宝塔としては規模が大きい上に全体の釣合いがよく、高野山金剛三昧院や石山寺の多塔宝と並ぶすぐれた塔である。とくに亀腹が大きく下重の木鼻や蛙股、上重の絵様化した手先肘木や尾垂木など、細部意匠にも特色がある。
牡丹・唐草に蝶の透かし彫りをした蟇股(かえるまた)など、華麗な装飾に富みその整った容姿および手法により鎌倉時代末期の代表的な建築とされる。
- 住所
- 722-0043 広島県尾道市東久保町20-28
- 名前
- 浄土寺 多宝塔